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めにゅ〜
いんとろ 2013/03/09記
主な仕様と外観 2013/03/09記
GR FloorBoard 2013/04/06記
GR-55 Librarian 2013/04/20記
B-Bender 2015/06/06記
GKP-4使用時の注意 2018/05/18記
コントローラーのMIDI出力 2023/03/25記
・いんとろ 2013/03/09記
私的にGR言へば、GR-500の頃から名前は知っていたが、音の印象はない。
GR-300も音を意識するのよーになったのは、GR-700を触った後だったよーな。
面白いとは思ったが、使いたいとは思わなかったとゆーのが正直な感想。
その後、GR-50で13ピンになり、GR-1、GR-09、GR-30と代を重ね、やがてGR-33に。
私的にはその前後にGI-10とVG-8EXを入手し、GRへの興味は更に盛り下がる。
シンセ系はMIDI音源を鳴らせるし、何よりもVGのモデリングギターが楽しいのよね(笑)
そしてGR-20が出て小型省機能になり、このまま縮小傾向かと思っていたら、GR-55が登場。
シンセ2系統の他にVG的なモデリングギターも搭載し、USBオーディオやらルーパーやら、面白便利機能がいっぱい!
「Dual AMP」アルゴリズムの無いVG-88や、更新の止まったVG-99がイマイチに感じていたので、物欲が盛り上がる。
とりあへづ目標中古価格を単体で39,800円、GK付きで49,800円に設定。
時々VG-99と比べてどちらが良さそか迷いつつ時は経ち、49,800円なGR-55GKと出逢ったので購入。
そんなこんなで、ニヤニヤしながら楽しんでおります(^ ^)
・主な仕様と外観 2013/03/09記
取説から仕様を幾つか抜粋してみる。
・音源:PCM 2、モデリング 1
・トーン
・PCM 910種類
・モデリング ギター 23種類、ベース 17種類
・音色数
・プリセット:ギターモード 270、ベースモード 90
・ユーザ:ギターモード 297、ベースモード 297
・接続端子
・GK入力
・ギター出力(-10dBm)
・出力(モノ/ステレオ)(-10dBm)
・ヘッドフォン出力
・MIDI入出力
・USB COMPUTER
・USB メモリー
・電源:DC9V
・消費電力:700mA
・外形寸法:405(幅)*244(奥行)*78(高さ)mm
・重量:3.3kg(ACアダプターを除く)
・付属品
・ACアダプター
・取扱説明書
・保証書
私が購入したのはGR-55GKなので、GK-3と5mのGKケーブルも付属。
上から見た所。EXPペダルは踏み込みでON/OFFするスイッチにもなり、スイッチON時とOFF時で別の機能を設定可能。
1〜3とCTLのペダルは、1と2の同時押しでバンク切り替え、2と3ならチューナー、3とCTLでルーパーになる。
後から見た所。外部スイッチはペダルの端子は無い。
端子付近を少し拡大。左端がDIN13PinのGK IN。
GUITAR OUTPUTはGK線経由で接いだノーマルピックアップの他、モデリングの音も出力可。メインのOUTPUTはアンバランスのみ。
MIDI入出力はSysExとPC#だけでなくCC#を利用したパラメータのリアルタイム操作にも対応するが、MIDI入力から内部音源は鳴らせない。
PCにドライバを入れると、USB接続でオーディオとMIDIのやり取りが出来る。
本体左側面のUSB メモリー端子。オーディオファイルの再生や、システムの更新に使用。
ACアダプター。黒い四角の大きさは、横90*縦51*高34mm程。
黒い四角の裏。センターがマイナスの+9V 2A。
GR-55の消費電力は700mAなので、分岐して他のエフェクターに給電しても、結構余裕な印象。
・GR FloorBoard 2013/04/06記
GR-55用無料エディタ あんど ライブラリアンなGR FloorBoard。
噂は以前から目にしていたのでGR-55と同時に入手して使っているが、とっても便利(^ ^)
GR-55はパラメータ豊富なので、本体だけでいぢるのも見渡すのも大変なのよね。
具体的に何が出来るかは、実際にいぢったほーが早いと思うので、解説は割愛。
とりあへづ、プリセット音色 LEAD 01-1 「Metal Synth Lead」を例に、GUIを幾つか載せてみる。
画像をクリックすると実物大になります。
メイン画面。左側にライブラリアン。右側がエディタ。
PCM Tone 1の画面。
Modeling Toneの画面。
AMPの画面。
System Pedal/GKの画面。
Assign 1の画面。
現在私的にはWin用20120227版を使って間もないが、MIDI経由で操作出来る事は網羅している印象。
ASSIGNで挙動不審を体験済だったりするので、今後の更新にも期待。
まだ音色管理には使っていないが、純正ライブラリアンの出番は無いかも。
20120809版 20130808版 20130813版 2013/08/17記
こちらのcurrent versionが変わらないので更新してないのかと思ったら、いつの間にやら最新版は20120809版になってたみたい。
20120809版。
readme.txtに載っている変更点は↓
・New Midi I/O sub system with auto port finder - hopefully working now
・Updated for firmware verion 1.50
・Added new background and editpage images
・Added EZ-Tone patch creator images
・Larger comboboxes
・Added Lead, Rhythm, Other patch tree items
↑こんな感じ。
何故かやたらと力が入ってる気がするEZ-Toneは私的にパスかもだが、最新ファームウェアに対応しているのは嬉しい(^ ^)
設定でSingle Windoe Layoutのチェックを外すと各種設定画面の背景が↓
背景が変?
↑灰色になるが、imagesフォルダに「meshWindow_blue.png」が入ってないからみたい。
ベータ版を頂戴して、そちらから同名ファイルをコピーすると↓
治ったみたい(^ ^)
↑大丈夫そ。
ちなみにコピー元になったベータ版は20130808版だが、当方の環境では↓
エラー(^ ^;
↑なエラーで起動できず。
そんでもって20130813版はエラーを出さずに起動OK。
readme.txtの内容は20120809版と変わらないみたいなので、変更点は不明。
・GR-55 Librarian 2013/04/20記
GR-55 Librarian
Roland純正なGR-55のユーザーパッチ用ライブラリアン。
タイトルが「Main」な窓が「メイン・ウィンドウ」で、GR-55との間でデータをやり取りする。
1つしか開けないが、ユーザーパッチが一覧出来て、名前の変更の他、Memo 1〜4にコメントを付けられる。
タイトルが「Untitled 1」な窓が新規作成した「ライブラリー・ウィンドウ」。
こちらもユーザーパッチが一覧出来て、名前の変更の他、Memo 1〜4にコメントを付けられる他、複数開けるのがミソ。
「メイン・ウィンドウ」や他の「ライブラリー・ウィンドウ」との間で音色のコピペが出来る。
とりあへづ、「メイン・ウィンドウ」でReadのAllしてGR-55のユーザーパッチを全て読み込む。
続いてファイルメニューから「複製」を選ぶと「ライブラリー・ウィンドウ」が作成されるので、名前を付けて保存。
これでユーザーエリアはバックアップ完了。
ファイルの拡張子は「.g5l」で、GR FloorBoardでも扱えるが、コメントは表示されない。
GR FloorBoardと比べると、「ライブラリー・ウィンドウ」が複数開けるのと、コメントが付けられるのが便利そ。
ウィンドウ間の音色のやり取りがコピペだけで、ドラッグアンドドロップ非対応なのがとっても残念。
・B-Bender 2015/06/06記
私的に現物を使ったことはないが、とあるギターには「B-Bender」のよーなストリングベンダーが装備されてたりする。
BOSS GP-10だと「ストリング・ベンド機能」があり、各弦独立でシフト量を設定してペダル操作で実現できるのよね。
GR-55には同等の機能がないけど、それなりに真似てみたのでメモ。(音色パッチはこちら。)
MODELING TONEで実現するには、12STRのSHIFT2をペダルで操作する方法しかないみたい。
これだと音程変化が半音単位になるのが難点で、ハンマリングオンやプリングオフに似た感じになる。
音はこんな感じ。
MODELING TONEでピッチシフトしない12STRを有効にして、DIRECTは0に設定。
ASSIGNでMODELING TONEの12STRのSHIFT2(2弦のシフト量)に設定。
PCM TONEの場合、2系統使って片方をベンド専用にすると、ペダルで滑らかな「B-Bender」ができる。
でも、PCM TONE自体の難点として、奏法での音色変化が乏しいとか、発音が不自然になる奏法がある。
音はこんな感じ。
ベンドする側のPCM TONE。2弦だけ発音するよーに設定。
ベンドしない側のPCM TONEは、逆に2弦だけ発音しないよーに設定。
EXP PedalでPCM1だけ1音ピッチベンドする。
ちなみに、GP-10のプリセット66番は、その名も「B-BENDER TL」。
モデリングなテレキャスのオープンDチューニングな「B-Bender」で、音はこんな感じ。
・GKP-4使用時の注意 2018/05/18記
GKP-4の頁に記載済だが、電源オフのGR-55はGKP-4で繋がる危機に影響を及ぼすので要注意。
例えばGKP-4のAにVG-99、Bに電源オフのGR-55の場合、VG-99のGKボリュームがトレモロみたいに周期的に上下する。
以前から気づいていた件だが、メーカーサポートに確認したら仕様とのことだったので、改めてこちらにも明記しておく。
対策としては、未使用機器の接続を外すとゆーのがサポートからの回答。
GKP-4の取説にも『使用しないGK対応機器は外しておきましょう。』と明記されている。
でも私的実感では、GKP-4側でGR-55のGK VOLスイッチをオフにするだけでも大丈夫みたい。
・コントローラーのMIDI出力 2023/03/25記
MIDI出力が設定可能な操作子は「GK VOL」「GK S1」「GK S2」「CTL PDL」「EXP PDL」の5つで、ペダルスイッチには設定不可。
設定可能なコントロールチェンジ番号はOFF、001〜031、064〜095。
外付け操作子が無く、本体の操作子は音色操作に活用するとなると、外部機器の操作用には不向きな印象。
つづく (よてい)
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