VG-88  RolandのWebへリンク  「by みつばむし」に戻る

・いんとろ  2003/12/27記

VG-88の私的な印象は「VG-8EXの変形+マルチエフェクタ」。
VG-8EXから幾つかの機能が削減され、幾つかの機能が増えている。
よってVG-8EXの完全な後継としては使えない。

減って残念だった機能の代表は「Dual AMP」アルゴリズム。
それとVGならではの機能(アンプ周りやピッチチェンジ等)が簡略化された事。
出力がアンバランス固定になったのとステレオの外部入力が無くなったのも悲しい。

増えて嬉しかった機能の代表は...う〜む、何だろ?(^ ^;
マルチエフェクトは確かに嬉しいが外付けで済んだりステレオで使うには制約が多い事を考えると±0かな。
ペダルやSWやMIDIでリアルタイムに多くのパラメータを変更できるのは素敵。

そんなこんなで無くした物の大きさが気になってしょーがない(笑)
せめてDual AMPだけでも...エフェクトが減っても良いからDual AMPを復活させて欲しい。
と、ゆー訳で今後に期待。

そんでもってGR-55VG-99を入手したので引退。 2013/08/03追記

・Ver.1とVer.2  2003/12/27記

VG-88は現在Ver.2。
Ver.1から「NYLON II」「SITAR」等のアルゴリズムが増えた他にアンプ、スピーカ、エフェクタの種類も増えている。
起動時、液晶に「Ver.2」と表示されればVer.2。

私が入手した物はVer.1だったので3,000円でVer.2に更新済。
そもそもVG-88を強く欲しくなったのはVer.2の「SITAR」が欲しかったの(^ ^)
当頁では特に断りの無い場合はVer.2を前提にしてます。

・主な仕様と外観  2004/01/24記

取説から仕様を幾つか抜粋してみる。

・音色数
 ・プリセット:160
 ・ユーザ:100
・接続端子(0dBm=0.775Vrms)
 ・GK入力
 ・ギター入力(-10dBm)
 ・ギター出力(-10dBm)
 ・出力(モノ/ステレオ)(+4dBm)
 ・ヘッドフォン出力
 ・サブエクスプレッション/サブコントロール
 ・MIDI入出力
・電源:AC100V
・消費電力:24W
・外形寸法:504(幅)*303(奥行)*101(高さ)mm
・重量:4.9kg
・付属品
 ・取扱説明書
 ・クイックスタート
 ・保証書
 ・専用ケーブル:C-13A(5m)

vg88_00.jpg
上から見た所。エクスプレッションペダルとCTL SWが便利(^ ^)
ちなみにエクスプレッションペダルの4隅の白いのは私が貼ったクッション。
これ無しで床に放置して素足に噛み付かれる事数回(笑)

vg88_01.jpg
後から見た所。VG-8EXと比べるとAUX INとメモリーカードが減ってギター入力が増え、電源線が直付けになる。

vg88_02.jpg
端子付近を少し拡大。左端がDIN13PinのGK IN。
GUITAR INPUTはGKが無くても普通のギター出力を接いでVGを鳴らす為の物。もちろん6弦独立系の機能は使えない。
GUITAR OUTPUTはGK線経由で接いだギター音を生で出力する。メインのOUTPUTはアンバランスのみ。
SUB EXP PEDAL/SUB CTL 1、2端子はTRS型でエクスプレッションペダル1つかSW2つ(Y字分岐線使用時)が接げる。
MIDI入出力はSysExとPC#だけでなくCC#を利用したパラメータのリアルタイム操作にも対応。


・開けて見る  2004/08/14記 2005/06/04追記

「何故人は開けるのか?」
以下略(笑)
と、ゆー訳でVG-88を開けて見る。

vg88_10.jpg
ネジを17個外すとVGの開きのできあがり(^ ^)

vg88_11.jpg
底面側。左上にトランス。左下に電源基盤。...のみ(^ ^;

vg88_12.jpg
上面側。中央がメイン基盤。VG-8EXよりも小さくなった。
右上に表示系、その下にSW系、さらに下にフットSW系の基盤が重なる。左端はエクスプレッションペダル。

vg88_13.jpg
メイン基盤とエクスプレッションペダル付近の拡大。中央部のVG-8EXには無かったシールドは基盤に半田付けされている。
それとは別に上部でシールドされている銀色の長方形な物体はGUITAR INPUT端子。

vg88_14.jpg
表示/操作系基盤付近の拡大。表示系はLED用(右端)と液晶用(その左)に別れている。
SW系は見えてるのと同じ位の長さがメイン基盤の下に隠れている。VG-8EXと違ってロータリーエンコーダも一緒。
高さが16cm程になるのでラックに組み直す際に流用すると4Uになりそ(^ ^;
フットSW系はBANK UP/DOWN用が別基盤になっており、これまたメイン基盤の下に隠れている。

vg88_15.jpg
電源付近の拡大。トランス上部にフェライトコアらしき物体。
VG-8EXと比べると3端子レギュレータやコンデンサの数が倍増し放熱板も大きくなり底板にネジ止めされている。
100Vと電源SWとトランスの配線も基板上になった。

vg88_16.jpg
番外編・蓋の角(写真は端子側)。VG-8EXはフットSW側だけだったけどVG-88は端子側も折り曲げになっている。
この隙間が結構大きい所為か埃が入るのよね(^ ^;

追伸:電池はCR2032でした。 2005/06/04追記
つづかない  (よてい)

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