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・いんとろ 2016/04/09記
GKP-4はGK機器の分配器で、同時に4つのGK機器が使用可能となる。
切替器なUS-20とは異なり、並列で4つに分けるだけだが、各出力にGK SWとGK VOLのON/OFF付き。
現時点で販売完了品であり、分配器の現行品は単純2分岐ケーブルなGKP-2となる。
私的に当初は4出力は多過ぎるとか、分配器よりは切替器が便利と考えてUS-20で満足していたのよね。
やがてGK機器が増え、同時に使うまでは行かなくとも常時使えるよーにしよーと思ったら、分配器が欲しくなる。
既に販売完了になっていたので度々自作も考えたが、躊躇していたところで7,560円な新品と出逢ったので購入!
・主な仕様と外観 2016/04/09記
取説から仕様を幾つか抜粋してみる。
・接続端子
・GK IN コネクター
・GK OUT A(POWER SUPPLIER) コネクター
・GK OUT B コネクター
・GK OUT C コネクター
・GK OUT D コネクター
・外形寸法:210(幅)*49(奥行)*34(高さ) mm
・重量:310 g
・付属品
・GKケーブル:C-13D(1.2 m)*2本
・取扱説明書
・保証書
内容物。
端子側から見た所。Aに繋いだ機器から電源を供給する。
スイッチ側から見た所。各出力にGK SWとGK VOLのON/OFFスイッチ。
US-20に代わり、GKラックでVG-99とGR-55とGP-10に分配中。
・自作情報と使用上の注意 2016/04/09記 2018/06/16追記
Vintage Roland Guitar Synthesizer Resourceの紹介頁の回路図を見ると、自作は比較的楽そ。
私的に躊躇した最大の理由はDIN13ピン端子の設置方法で、基盤に穴を開けるのが大変そだったからなのよね(^ ^;
なので空中配線を検討していたのだけれど、それにしても端子を固定しないとだし。
上記サイトにはGKP-4を少し拡張したよーなGK QuadBoardや、それを箱入りにしたGK QuadBoxが紹介されているが、どちらも完売している。
その他似た品としてはPrimova SoundのGKPX-14があるが、こちらは受注生産?
ま、そんなに一度にGK機器を使う需要は(以下自主規制)。
私的には現在AにVG-99、BにGR-55、CにGP-10を繋いで挙動確認中。
これまでのことろ、電源を切った機器が繋がっているとGKボリュームの電圧が下がる症状を確認済。
特に、GR-55の電源が入ってない状態だと、GKボリュームがトレモロみたいに周期的に上下するのが難点。
VG-99みたいに本体の電源スイッチをONに固定出来れば良いのだけれど、GR-55とGP-10は出来ないのよね。
蛇足ながら、VG-99をAに繋いで電源供給しているのも、同じ理由だったり。
電源が入ってない機器のGK VOLスイッチをOFFにすれば解消するが、少々面倒。
上記のGK QuadBoardではGKボリューム(8番ピン)にオペアンプのバッファが入っいるので、この症状は出ないかも。
ちなみに取説には『使用しないGK対応機器がGKP-4に接続されていると、GK対応機器のご動作やノイズの原因となります。』
『使用しないGK対応機器は外しておきましょう。』と記されている。
電源の入ってないGP-10も他機器し、こちらはGKボリュームが安定して少し低くなる。
GR-55同様にGK VOLスイッチ OFFで回避可だけど、これだとGP-10の電源が入らないこともあったり。
なのでGK VOLスイッチは未使用時はOFFで、電源を入れる前にONにするのが良さそ。
つづく (よてい)
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