TONEXでGP-10のCOSM GuitarをTone Model化してみる。 「by みつばむし」に戻る
TONEXでTone ModelingしたCOSM Guitarはどんな感じ?
いんとろ 2023/12/23記
以前こちらでBOSS GP-10(本家頁)のCOSM GuitarをIR化し、それなりに楽しめてそれなりに満足(^ ^)
ただ、これだとStompでIRを扱えないIK Multimedia AmpliTube 5で使えないので、今回はTONEXでTone Model化してみる。
少々手間はかかるがIR化よりも良好な結果を期待。
・手順と結果 2023/12/23記
・手順 2023/12/23記
・「CLA ST REAR」の1弦をTone Model化してみる。 2023/12/23記
・TONEXのAccuracy Level違い
・GP-10とIRと「Advanced」なTone Modelの高域
・TONEXのAccuracy Level「Default」でGP-10の「PATCH LEVEL」違い
・「Bass」でTone Model化
・エレキ系の1弦をTone Model化してみる。 2024/01/13記
・CLA ST ・MOD ST ・TE ・LP ・P90 ・335 ・L4 ・RICK ・LIPS ・WIDE RANGE ・BRIGHT HUM
・GKピックアップとノーマルピックアップの差を補正してみる。 2024/02/10記
手順 2023/12/23記
・TONEXの作法に準じてGP-10と接続、設定してTone Modeing。
・GP-10のUSBオーディオ「RE-GUITAR/AMP II」にして、アンプやエフェクトなどを全てオフにしてCOSM Guitarのみに。
・TONEXとは1弦な「GK 1-2」を使う感じで配線。
GP-10の設定。
TONEXとGP-10の配線設定。
周波数特性はMeldaProduction MNoiseGeneratorのホワイトノイズを通してMAnalyzerで眺める。
どちらも設定は起動時のまま。
前述のIR化したCOSM Guitarとの比較用にはMConvolutionEZを使用。
MNoiseGeneratorの起動時設定でホワイトノイズ発生。
MAnalyzerの起動時設定で見たMNoiseGeneratorのホワイトノイズ。
MAnalyzerの起動時設定。
Tone ModelはTONEXで確認。
MConvolutionEZ。
「CLA ST REAR」の1弦をTone Model化してみる。 2023/12/23記
「CLA ST REAR」を「Stomp」としてTone Modeing。
TONEXの設定は「Guitar」「Stomp」を基本とし、Accuracy Levelの「Fast」「Default」「Advanced」での違いを確認。
また、GP-10の「PATCH LEVEL」を調整し、レベル不足気味な「50、ちょうど良さそな「100」、レベルオーバーする「150」でも確認。
・TONEXのAccuracy Level違い
上段左がAccuracy Level「Fast」で右が「Default」。下段左がAccuracy Level「Fast」で右がIR化した「CLA ST REAR」の1弦。
現品とIR化に大きな違いは無かったけど、Tone Modeでは高域に顕著な違いが(^ ^;
・GP-10とIRと「Advanced」なTone Modelの高域
上段左がGP-10で右がIR。下段がTone Model。Tone Modelでは15kHz付近から上が大きく無くなっているけど、今のところ原因不明。
・TONEXのAccuracy Level「Default」でGP-10の「PATCH LEVEL」違い
左が「50」で右が「150」。「100」はTONEXのAccuracy Level違いの「Default」。結果はあまり変わらないみたい。
・「Bass」でTone Model化
参考までに「Bass」「Default」でTone Modelした結果。
エレキ系の1弦をTone Model化してみる。 2024/01/13記
エレキ系の1弦をTone Model化して、IR化したのと並べてみる。
そこそこ動きがあるのでMAnalyzerの「AVERAGING」は「3000 ms」。
左がTone Modelで右がIR。
・CLA ST
REAR
R+C
CENTER
C+F
FRONT
・MOD ST
REAR
R+C
CENTER
C+F
FRONT
・TE
REAR
R+F
FRONT
・LP
REAR
R+F
FRONT
・P90
REAR
R+F
FRONT
・335
REAR
R+F
FRONT
・L4
REAR
R+F
FRONT
・RICK
REAR
R+F
FRONT
・LIPS
REAR
R+C
CENTER
C+F
FRONT
ALL
・WIDE RANGE
REAR
R+F
FRONT
・BRIGHT HUM
REAR
R+F
FRONT
GKピックアップとノーマルピックアップの差を補正してみる。 2024/02/10記
COSM Guitarは
GK-2AやGK-3(本家頁)等のGKピックアップを想定しているハズなので、通常のギターの音で使うなら補正したほーが良さそ。
MeldaProduction MAutoEqualizerを使ってGK-2AとSteinberger ZT-3 Customのリヤピックアップで各弦で補正具合を比べてみると、似た傾向なのは低音を削るくらいかも。
TONEXで実現するなら「Bass Freq」を最低の「75」にして「Bass」を「0」にするくらいで良いのかもと思ったり。
GK-2A(赤線)とZT-3(緑線)の1弦
GK-2A(赤線)とZT-3(緑線)の2弦
GK-2A(赤線)とZT-3(緑線)の3弦
GK-2A(赤線)とZT-3(緑線)の4弦
GK-2A(赤線)とZT-3(緑線)の5弦
GK-2A(赤線)とZT-3(緑線)の1弦
TONEXのEQで「Bass Freq」を「75」にして「Bass」を「0」。
実験室に戻る 「by みつばむし」に戻る