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・いんとろ 2004/06/26記
US-20は13pin機器の切替器。
1つのGKで2つの機器(例えばVG-8EXとGI-10等)の一方、または両方を選んで使う事ができる。
今の所他に純正の13pin切替器は無い。
定価は19,800円だが私の手持ちのは某楽器館で1,980円の叩き売りだった物。
あまりに安かったので3つも買ってしまった(^ ^;
店員さん曰く13pin分岐箱なGKP-4が出てから売れてないらしい。
・主な仕様と外観 2004/06/26記
取説から仕様を幾つか抜粋してみる。
・接続端子
・GK入力
・ユニットA 出力
・ユニットB 出力
・外形寸法:160(幅)*134(奥行)*38(高さ)mm
・重量:0.6kg
・付属品
・取扱説明書
・保証書
・専用ケーブル:C-13D(1.2m)*2
上から見た所。左側のA/B SWで機器の選択。両方鳴らす時は右側のBOTH SWをONにする。
端子側から見た所。右端がGK入力。左側の「UNIT A」「UNIT B」にそれぞれVG等を接ぐ。
・自作情報と使用上の注意 2004/06/26記
いんとろで「今の所他に純正の13pin切替器は無い。」と記したが何故か自作情報はある(笑)
私が最初に見たのはVG-8.comの情報で最近Poor men's US-20にも出逢った。
回路はノーマルピックアップ出力の取り扱いが異なる他はほぼ同様みたい。
前者は両面基盤で後者は穴空き基盤と対照的なのが楽しい(^ ^)
どちらもUS-20よりも小さくて後者の部品代は$40らしい。
左右のSWの位置を逆にしてるのは...お国柄?
蛇足ながら回路図を見ると納得し易いと思われる使用上の注意も幾つか記しておく。
13pin機器の選択はGK-2Aで言う所のシンセボリュームで操作している。
ボリュームの配線がグランドと短絡するとミュートされる仕組みですな。
つまり受け側の機器でシンセボリュームへの反応がボリューム以外に設定されていると切替できない。
この点は取説にも明記されているがGKのボリュームで色々操作する際は要注意。
また、S1/S2 SWはA/B SWで選択された機器にだけ出力される。
取説に記載の無い点ではA/B SWはB→Aへは踏むだけで切り替わるが、A→Bへは踏んだ後に離さないとダメ。
同様にBOTH SWはONの時は踏むだけだが、OFFの時は踏んだ後に離して初めてOFFになる。
忙しく切替えるには少々慣れが要るかも。
・開けて見る 2005/06/25記
「何故(以下略)
と、ゆー訳でUS-20を開けて見る。
裏蓋のネジを6個外すと蓋が開く。
さらに13pin端子両脇のネジ*3と基盤とSW部を止めているネジを4個外すと基盤が外れる。
13pin出力端子(左上の2個)の右下に2個ずつ見える黒い部品(トランジスタ?)は自作情報では4066になってるみたい。
基盤をひっくり返す。中央左から赤、緑、黄のLED。下の白い四角がSW。
特に意味も無くICの記念写真。自作情報ではTL072を使ってたOPアンプかな?
抜け殻はこんな感じ。左が裏蓋。右の下側がA/B SWで上側がBOTH SWになる。
つづく (よてい)
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