GP-10のギターモデリングをIRで再現してみる。  表紙に戻る
  IRで簡易モデリング?

いんとろ

こちらでも記したが、BOSS GP-10(本家頁)はUSBオーディオでGKピックアップ直の6弦独立入力が出来る。
それをエフェクトで加工すると6弦独立コンプやコーラスも出来るのだけれど、ギターモデリングを通さない音なのでペラペラなのが難点。
EQでの再現は大変そなので、BlueLab Impulsesを使ってIRで試してみる。

手順

・GP-10は「RE-GUITAR/AMP II」設定で、プリセット2番の「DropD HiGAIN」を元にAlt Tune、アンプ、エフェクトをオフ。
・Cubaseにモノラルオーディオトラックを作成してTestGeneratorをインサートし、続いてBlueLab Impulsesをインサート。
 ※BlueLab Impulses単体だとインパルス発生が不安定だったので、前段のTestGeneratorで発音状態を確保している。
・オーディオトラックの出力を1〜6弦に送り、BlueLab Impulsesで受けてIRを取得。
・TestGeneratorのホワイトノイズをIRに通してMeldaProduction MAnalyzerで眺めつつキャプチャ。
・GKピックアップ直の音をIRに通して、GP-10の音と比べてみる。


GP-10の設定。


ImpulsesでIRを取得。

結果
周波数特性比較
再生確認

周波数特性比較

今回の確認はLPのリヤのみ。こちらの結果と比較。
MAnalyzerのバージョンと設定が異なるが、大体似ている気がする。

GP-10のLP R 1弦
IRのLP R 1弦

GP-10のLP R 2弦
IRのLP R 2弦

GP-10のLP R 3弦
IRのLP R 3弦

GP-10のLP R 4弦
IRのLP R 4弦

GP-10のLP R 5弦
IRのLP R 5弦

GP-10のLP R 6弦
IRのLP R 6弦
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再生確認

GP-10にFERNANDES FR-55S改をつないで6chのGK直入力なオーディオトラックをモノラルなグループトラックに出力。
グループトラック側のプラグインでIRを再生してみると、遅延が気になる以外はGP-10と大差ない印象。
Impulsesで取得したIRは先頭に4msほどの空きがあり、当初はそこでの遅延を懸念したが、後にGP-10のバッファサイズを減らして解決。

各弦でIR結果が異なるので、1弦のIRを使うと明るい感じで、2〜6弦と試すとだんだん暗くなる。
GP-10と同等にするには、各弦独立入力に対してそれぞれのIRを使うことになる。
蛇足ながら、1弦のIRを使うとGK設定を通さない1弦君になっているハズ。


作成されたIRファイルは60ms(10.4kB)で、前に4ms空きがある。


Steingerg REVerenceはトリムでIRの先頭を削れるけど、自身が512サンプルの遅延持ち。


MAGIX Independence FXのOrigami(KVRの紹介頁)は「Pre-delay」をマイナスにすると先頭を削れる。


MeldaProduction MConvolutionEZ



Freeverb3VST_Impulser2では各弦のIRを並列で扱る。各IRの音量バランスを変えたり、一部をミュートしたりも可。
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