Pianoteqの覚書    「by みつばむし」に戻る

デモ版をいぢってすっかり気に入り購入したモデリングなピアノ音源MODARTT Pianoteq
日本ではMedia Integrationさんが取り扱っており、こちらで紹介されているが情報は少な(以下自主規制)。
これまで試したピアノ音源の中ではダントツなんだけど、幾つか気になる点も。
そんな訳で、ぽちぽちといぢりながらちびちびメモする。

めにゅ〜

  
小技? 随時追加
    離鍵ノイズを楽しむ ボリューム奏法 Guitar modeと持続音の組み合わせ
  日本語版PDF取説をPianoteqから呼び出す 2008/08/02記
  挙動不審点(2.3.0) 2008/08/23記
  3.0.1の雑感 2009/04/25記
  3.5.0の雑感 2009/11/07記
  現在は3.6.3 2010/07/10記
  マルチコアへの対応 2010/09/11追記
  ペダルの挙動 2010/10/02追記
  無料追加音色 2010/12/11記
  Roland DP-10でサスティンペダル 2011/02/12記
  クリスマスプレゼント 2011/12/17記
  4.0.2 Trial 2012/05/12記
  3系と4系の音の違い 2012/06/09記
  4.2.1 あんど クリスマスプレゼント 2012/12/22記
  5! 2014/06/14記
  5.2.1 2015/06/20記
  5.4.2 2015/11/14記
  5.5.1 2016/02/06記
  新旧KIViR あんど Bechsteinの行方 2016/02/06記
  5.6.2 2016/04/30記
  5.7.1 あんど 10周年! 2016/08/20記
  5.8.0 2016/11/05記
  6.0.1 2017/09/16記 2018/03/10追記
  6.1.1 2018/03/10記
  6.2.1 あんど PDF取説はLibreOfficeで作成? 2018/06/30記
  6.4.0 2019/01/19記
  6.5.2 2019/06/29記
  6.6.0 2019/10/19記
  6.7.1 2020/05/09記
  7.0.3 2020/11/14記
  7.3.0 2021/04/24記
  8.0.0 2022/11/26記
  Guitar mode 2022/12/17記
  8.1.3 2023/10/14記
  新旧KIViR 2023/10/14記
  持続音 2023/10/28記
  8.2.0と「STEINWAYDV80.ptq」 2024/02/17記
  8.2.1 2024/04/13記

  手前味噌リンク 2012/06/09更新


小技? 2020/10/17記
小技っぽいのはこちらに集めてみる。

離鍵ノイズを楽しむ 2020/10/17記

「VELOCITY」を0で平らにして、「ACTION」の「Key release noise」を最大、「Sustain pedal noise」を最小にする。
離鍵ノイズはノートオンの長さで変化があり、あまり短いと出ないみたい。


Pianoteqで離鍵ノイズを楽しむ設定。
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ボリューム奏法 2020/10/17記

「Eq3」を使って低域のFreqを最大、高域のFreqを最低にして、両者のGainをモジュレーションホイールで操作する。
Global MIDI Mappingには、エフェクト前の音量を操作するパラメーターが見当たらない。



Pianoteqでボリューム奏法をお試し。
エフェクトに「Eq3」を使い、低域のFreqを最大(22050Hz)、高域のFreqを最低(40Hz)に設定(上)。
両者のGainをモジュレーションホイールで操作(下)。
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Guitar modeと持続音の組み合わせ 2024/02/17記 2024/03/02修正

Guitar modeの「Reserved MIDI Channels for indivifual strings」は各弦が単音になるのだけれど、持続音と組み合わせると何故か和音が扱える。
MODARTT VIDEO CONTEST 2023 by mitsubamushiでは各弦独立のピッチベンドと共に、2弦では持続音で和音を鳴らしている。
なお、サスティンペダルは和音を保持せず単音にしか効かないので要注意。


MODARTT VIDEO CONTEST 2023 by mitsubamushi
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日本語版PDF取説をPianoteqから呼び出す 2008/08/02記

Pianoteqからは英語版とフランス語版のPDF取説が呼び出せる。
私的にはフランス語版は不要だが日本語版は欲しい。
と、ゆー訳でフランス語版の代わりに日本語版を呼び出すよーにする。

まずは日本語版取説のファイル名を「pianoteq-francais.pdf」に変更。
次にインストール先のDocumentationフォルダにコピーして、同名ファイル(フランス語版取説)を上書き。
これでPianoteqのHELPメニューの「Pianoteq Manual(French)」)から日本語版取説が開けるよーになる。

もちろん同様に英語版(pianoteq-english.pd)に上書きも可。
元のファイルを別の場所にコピーしておくと戻せるので安心かも。
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挙動不審点(2.3.0) 2008/08/23記

・離鍵音(Key Release Noise)が出たり出なかったり。
  DYNAMICSを100dBにすると顕著だが、高音側の離腱音が鳴らない時があるみたい。
  弱く弾くとなおさらだったり。
  関連実験→
Key Release Noiseの発音確認
  
  押鍵後、発音が終わってから離鍵すると、離鍵音が発音されない。

・スタッカート時に定位が左に引っ張られる気がする。
  リバーブとは別の残響(Key Release Duration後に聞こえる音)が左に寄ってるみたい。
  Grand C2 chamber特有の症状なのかも。
  関連実験→・key Release Duration後に聞こえる音の定位確認
  
  サポートの回答。 2008/08/23追記
  『キャビネットレゾナンスを再現したモデルによる意図的なものであるとのことです。』

・CC#64=on時はSympathetic resonanceが無効。
  88鍵分の共鳴を期待したが、全く共鳴しない。
  関連実験→・CC#64=on時のSympathetic resonanceの挙動確認
  
  CC#64=onの音は別に用意してるみたい。

・CC#64の反応とSustain Pedal Noise。
  サスティンペダル=off状態からはCC#64=0〜63でoffのまま、64〜127でonになる。
  サスティンペダル=on状態からはCC#64=0〜4でoff、5〜127はonのまま。
  CC#64=121以下→offで小さくサスティンペダルノイズ。
  CC#64=122以上→0〜63で大きくサスティンペダルノイズ。
  CASIO PX-200との組み合わせ(CC#64は0/72/127の三段階)では
    急にペダルを離す(CC#64=127→0)と大きなサスティンペダルノイズ。
    ゆっくりペダルを放す(CC#64=127→72→0)と小さなサスティンペダルノイズ。
  
  CC#64=122以上→5〜63だと大きなSustain Pedal Noiseが出るがサスティンしたまま。
  関連実験→・Sustain Pedal Noiseの挙動確認

・lidは同じものを連続して選ぶと表示が消えてしまう
  
  サポートの回答。 2008/08/23追記
  『バグのようですので、今後のアップデートにて修正致しますとのことです。』
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3.0.1の雑感 2009/04/25記

[Pianoteq 2.3.0との違い]

・「Stereo Width」が無くなり、「Sound Speed」が追加。
・「piano size」が「String length」に変更。
・「Key Release Duration」が「Dumping duration」に変更?
・「Dumper noise」「Last dumper」追加。
・テンポのTap入力。
・一部操作子のカーブ変更(ReverbのShort-Long等)。
・一部パラメータが無段階に(lid等)。
・一部パラメータの最小値や最大値の変更(Key release noise等)。
・同名音色でも表示されるCPU負荷の値が小さい。
・同名音色でも少しこもり気味?響き過ぎ?定位が中央寄り?でもCP-80は明るい?
・同名音色のSustain pedal noiseの音色がかなり違う?
・Polyphonyを見ると音消えの判断が早い?
・同値のglobal resonanceでも残響が少し長い?
・Grimaldiの発音域が広がってる。

[EFFECTS]

・LIMITER
  ・プリセット全般に深い設定
   ・C3でThreshold -12dB、Sharpness 0.60
   ・M3で-36dBの0.00

[マイク設定画面]

・positionのXは左右(-10.000〜+10.000)、Yは奥行き(-6.000〜+6.000)、Zは高さ(0.000〜3.500)。
 ・向きは無いので無指向?単位はm?
 ・0,0,0だと左足の下だけど中央のほーが良さそ。
・Head Angleは-180.00〜+180.00なので単位は度?Head Diameterは10.0〜50.0で単位はcm。
・Lid Positionは0.00〜1.00…って単位はm?
・MIC SETTINGSのLEVELはoffと-59.99〜+6.00dB、DELAYは-0.2500〜+0.2500s。
・反響は無いので無響室?
・String lengthを変更しても表示されるピアノの大きさは変わらない(笑)
・マイクを右クリックして数値入力するとONになってるマイクの順でしか設定出来ない。
  例:5番マイクのみONでマイクを右クリックしても1番マイクの設定(Mic#1 position)が表示される。

[その他不審不満点]

・画面が暗い。
・取説が詳しくない
・StereophnicとMonophonicだとlidが調整出来ない。
・Cubase 4.5でプリセットのリストが中途半端に表示される。
・VELOCITYでRest Curveしてから0,0を1,0に移動してもVelocity 1で発音する。
  ・2,0だとVelocity 1では発音しない。
  ・Dynamicsが100dBだと大丈夫?
・C3 Stereophnicをモノにしたのと、Monophonicの差が大きい。
  ・Monophonicだと共鳴が変?
・「Dumping duration」を右クリックして表示される題が「Release Duration」。
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3.5.0の雑感 2009/11/07記

日本語サポート情報から転載すると、

-----ここから-----

・さらに豊かな響板モデルにより、長い余韻の美しさが向上。
・デュープレックス・スケール* 調整機能により、さらにリアルな共鳴音を実現。
・改良されたダンパー・モデルにより、ハーフ・ペダルなどペダル位置による音の変化の自然さを向上。
・ハンマーの打弦位置、ダンパーの位置を調整するパラメーターの追加。
・二次モデルの改良により、フォルテ演奏時のサウンドを改善。
・サスティン・ペダル、リリース・ベロシティの反応カーブも指定可能に。
・MIDIプレイヤー(スタンドアローン版)の再生速度を調整可能に。

-----ここまで-----

との事で、モデリングやパラメータの追加や変更がされたらしい。
そんな訳で音の互換性は無いが、インストールの際に旧バージョンを消すか訊いてるので要注意。
聴いた感じでは少々固くなったとゆーか、くっきりとした印象。

3で導入された多くの音ネタ(instrument)が1.10に更新されている。
が、「Grand C2」「Grand C1」「Grand M1」「Grand C3ls」「Vibarphone」「Bells B1」はそのまま。
なので何故か「Grand C3ls」だけ昔の「Grand C3」風の音で残っている。

プリセットは「C3 Soft」「C3 Light」「C3 Heavy」が無くなる。
そんでもって「C3 Solo Rec Variant 1」「C3 Solo Rec Variant 2」が追加。
同じ名前のプリセット音色でも設定が変わってる物も。

ちなみに手持ちのCubase 4だと、3.0.5と3.5.0は同時に認識してくれない。
ファイル名はそれぞれ「Pianoteq30.dll」と「Pianoteq35.dll」なのだけれど、IDが同じなのかも。
これまたちなみにVSTHostだと両方認識してくれる。
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現在は3.6.3 2010/07/10記

遊んでるだけですっかり更新を忘れてたので、取り急ぎ3.5.0以降の更新を簡単に抜粋。
3.5.1(2009/11/05)を経て3.5.2(2009/12/15)で新音色「
Cimbalom」が追加。
3.5.3(2010/02/17)で有償の「Clavinet」が追加され、ミュートやワウも装備。

3.6.0(2010/03/24)では新モデルの「K1 Grand Piano」が追加。
3.6.1(2010/05/20)を経て3.6.2(2010/06/30)で有償の「Celesta」が追加。
Strike Positionスライダーにヒューマナイズが加わる。

そんでもって現在は3.6.3(2010/07/05)となっている。
何だかんだで音色や機能が増え、不具合は減っているよーで、とても嬉しい(^ ^)
詳細は日本語サポート情報と、本家の更新履歴を参考に。
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マルチコアへの対応 2010/09/04記 2010/09/11追記

同時発音数を256に設定した単体起動のPianoteqでSMFを再生し、負荷をかけてみる。
使った音色は「K1 Solo Recording」。
発音中の画面は↓

005-001.png

↑こんな感じで、タスクマネージャのパフォーマンスは↓

005-002.png

↑こんな感じ。
CPUはAthlon II X4で、いちおー4コア使ってるけど、1つのコアの負荷が集中している。
Pianoteqは256音以上発音してくれないので、負荷が足りないのかしら?

(以下、2010/09/11追記)
Cubase 5.5.0.602でPianoteqを起動し、負荷用SMFを再生して同様に試してみた。
発音中の画面は変化が無いので省略。
タスクマネージャのパフォーマンスは↓

005-003.png

↑こんな感じで、2つのコアに負荷が分散している気もする。
ちなみにCubaseのメータは↓

005-004.png

↑こんな感じ。
VSTiトラックとVSTiラックの両方で試してみたが、負荷に違いは無いみたい。
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ペダルの挙動 2010/09/18記 2010/10/02追記

Pinoteqはソフト、ハーモニック、ソステヌート、ダンパー(サスティン)の4本ペダル。
MIDIではそれぞれCC#67、69、66、64に対応しているので、値を0、10、20…120と10刻にして挙動を確認。
どーやらソフト、ハーモニック、ダンパーの3本は、連続変化しているみたい。

軽く聴いた感じでは値が10とか20だと判別できなかったが、40や50でもしっかり効果が有る。
そして、70よりも120のほーがしっかり効いている。
ちなみにGUI上でも連続変化する。

ソステヌートは、63以下の値でオフ、64以上でオンになる。
生ピアノ的には連続変化しなくて正解なハズ。
ちなみにこちらもGUI上では連続変化する。

実験室にて結果を発表(2010/10/02追記)
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無料追加音色 2010/12/11記

嬉しいことに、Pinoteqは度々無料で音色が追加される。
具体的な楽器名やデモ演奏は
こちら(日本語頁)こちら(英語頁)を参照。
年代物が多いのはKIViR(Keyboard Instruments Virtual Restoration)の一環だからみたい。

私的には昔のピアノだけでなく、ハープシコードやCP-80、ベル、ツィンバロム(Cimbalom)もあるのが嬉しい(^ ^)
ダウンロードはUSER AREAからなので、要ユーザーログイン。
時には本体のアップデートも伴う。

また、上記とは別に、Pianoteqの旧バージョンの音色も追加できる。
ユーザーログイン状態でInstrument listの下のほーにある『Legacy instruments』をクリック。
すると初代PianoteqのC1やM1、Pianoteq 2のC2などがダウンロードできるよーに(^ ^)
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Roland DP-10でサスティンペダル 2011/02/12記

Rolandのハーフダンパー対応ペダルな
DP-10を入手したので試してみた。
CASIO PX-200のMIDI INに繋いだYAMAHA MCS2のFC1にDP-10を接続し、CC#4を出力するよーに設定。
PianoteqのDevicesでPX-200のMIDI IN(MK USB MIDI-IN)を有効にする。

008-001.png

そしてMIDIでサスティンペダルをCC#4に設定すればとりあへづok。
DP-10とMCS2の規格が合わないよーで、べダルを踏むと118くらい、離すと30くらいで認識した。
とりあへづこのままでも、連続可変のサスティンペダルを楽しめる(^ ^)

008-002.png

ちなみにDP-10とRoland FC-50の組み合わせだと、3〜127で認識される。
でも、FC-50は普段使ってないし、MCS2のほーが何かと便利なのよね(^ ^;
なのでCubaseとの組み合わせで使うときは、インプットトランスフォーマーで変換しましょ。

この件はめもこちらこちらにも。
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クリスマスプレゼント 2011/12/17記

昨年に引き続き、今年もクリスマスプレゼントとして無料音色が追加された。
昨年はPleyel model F (1926)で、今年はTubular bells。
来年もよろし(以下自主規制)

更新方法や注意点は
無料追加音色を参照の事。
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4.0.2 Trial 2012/05/12記

3.6.3から時は過ぎ、3.6.4(2010/09/15)でXylophoneとBass Marimbaを収録した有償Add-onなXyloに対応したり。
3.6.5(2010/10/20)ではK1、C3、M3の音域が105鍵に拡張されたり。
3.6.6(2011/01/17)、3.6.7(2011/06/14)、3.6.8(2012/01/16)と更新した後、大規模更新な4.0.0(2012/04/18)となる。

その後、4.0.1(2012/04/20)を経て、現在は4.0.2(2012/04/27)。
詳細は日本語のサポート情報本家の更新情報を参照の事。
私的にはまだ更新せず、4.0.2 Trialで遊んでたり。

010-001.png4.0.2 Trialの画面。

大きな特徴は、新モデルとしてSteinway Dを参考にしたD4が追加された事。
エフェクトも3つ直列に繋げる7種(Tremolo、Wah、Chorus、Flanger、Delay、AMP、Comp)とIRリバーブに。
手持ちの3.6.8と比べると、GUI的には↓

・「Quadratic effect」が見当たらない。
・「EQ」は60〜14,000Hzだったのが60〜16,000Hzに。
・「OUTPUT」に「LIMITER」(パラメーター固定?)のON/OFFが追加され、「Sound speed」がマイキング画面に移動。
・「ACTION」のON/OFFが無くなった。
・マイキング画面に「Stereo width」が追加。

↑こんな感じ。

新モデルのD4はふくよかな感じで好印象なのだけれど、K1の音が3.6.xとかなり異なるのが気になる。
4.0.2で調整されたみたいだけど、まだまだ違うのよね。
4.0.0からVSTiのDLL名が「Pianoteq 4.dll」になり、3系との混在は問題無いので併用するのが手か?
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3系と4系の音の違い 2012/06/09記

の後、4.0.3(2012/05/16)になり、3系で言う「Play」も「Stage」と名を変えて登場。
私的に気になる3系と4系での「K1」の音の違いは相変わらずで、こちらで3.6.8の「YC5」を確認してみたら、やはり4系と異なる。
傾向としては3.6.8のほーが音が大きく、太いとゆーか柔らかい気がする。

「K1」の違いと同じとゆーか似ているとゆーか…そんな印象。
モデリングの元ネタは同じでも、「OUTPUT」辺りが変わって同じ音が出ないのかも。
と、なると、やはり暫くは併用するのが良さそな気がする。
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4.2.1 あんど クリスマスプレゼント 2012/12/22記

そして時は経ち、4.0.4(2012/06/13)、4.1.0(2012/07/04)、4.2.0(2012/09/19)と来て、現在は4.2.1(2012/12/12)。
毎度ながら詳細は
日本語のサポート情報本家の更新情報を参照の事。
そんでもって今年のクリスマスプレゼントはNeupert Clavichord add-on

4.xになってからデモ版で遊んでいた私も、これを期にアップグレード(^ ^)
頂戴した日本語取説によると、4.xの「K1」は『新たな低域用のストリングを追加しています』との事。
3.xの「K1」との音の違いが気になっていたが、どーやらモデリングから異なるみたい。
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5! 2014/06/14記

4.5.0 (2013/04/11)、4.5.1 (2013/04/12)4.5.2 (2013/09/16)、4.5.3 (2013/10/28)、4.5.4 (2013/11/18)と来て、4.5.5 (2014/04/11)で4系は終了。
4.5.xではグランドピアノモデルの改良に加え、新パラメーターの「Condition」と「Unison Balance」が追加された他、有償追加新音色な「U4 upright piano」も。
毎度ながら詳細は
日本語のサポート情報本家の更新情報を参照の事。

そんでもって、楽しみにしていた2013年のクリスマスプレゼントは、Klaus P. Rausch Collection
新モデルではなく、既存のモデルを使った新プリセットで、私的にはとても残念(T_T)
今年こそは(以下自主規制)。

そして、5.0.0 (2014/05/21)になり、現在は5.0.1 (2014/05/26)。

Pianoteq 5.0.1.png5.0.1の画面。

『アタック音とサウンドボードのモデリングが刷新』されたそーで、新たに「K2」モデルが追加され、「D4」や「YC5」は生まれ変わったらしい。
その他、『有名ブランドの良く知られた15種類のマイクロフォンがモデリング』されてたり、大きく更新している。
詳細は日本語頁本家頁本家の更新情報を参照の事。

5.xからは、新規購入時にアコピ、エレピ、クロマチックパーカッションの3種から選べるよーになった。
私的には旧バージョン(1.x〜4.x)からのバージョンアップが税込 4,644円で、会員限定8%引してたこともあり、早々に入手。
ちなみに、バージョンアップだと「D4」と「K2」が入ったアコピになる。

5.xの「D4」は輪郭がくっきりとして明るくなった印象で、ちと金属音(ギンギンとかキンキン)が耳に残る箇所も。
「K2」は「K1」と比べて、中央に寄って輪郭と芯がある感じ。
でも、無料追加音色な「D4v4」と「K1」があるので、4.xから移行する際も安心(^ ^)
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5.2.1 2015/06/20記

5.1.0 (2014/10/08)、5.1.1 (2014/10/09)、5.1.2 (2014/11/13)、5.1.3 (2014/11/26)で2014年の更新は終わり。
5.1.0では
KIViR Projectの音色がPianoteq 5に合わせて更新されたが、「Bechstein (1896)」が無くなったみたい(^ ^;
5.1.3では有料追加音色なCelestaに「Toy Piano」が追加されたものの、私的に楽しみにしていたクリスマスプレゼントは無いまま年越し(笑)

5.1.4 (2015/01/23)を経て5.2.0 (2015/04/21)となり、有料追加音色なClavinet系が「Pianet T」と「Electra-Piano」を加えてHohner Collectionになる。
間もなく5.2.1 (2015/04/28)になったのは、5.2.0でCPU負荷が増える不具合があったからみたい。
毎度ながら詳細は日本語のサポート情報本家の更新情報を参照の事…と、言いたいとろだが、最近日本語情報が追いついてないかも(^ ^;
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5.4.2 2015/11/14記

5.3.0 (2015/06/30)で有料追加音色な
Concert Harpが加わり、ハープ奏法向けの機能も追加される。
5.4.0 (2015/09/29)で有料追加音色なHohner Collectionに「Pianet N.」が追加され、エフェクトにファズも加わる。
5.4.1 (2015/10/02)、5.4.2 (2015/10/03)と連日の修正の後、安定しているみたい。

毎度ながら詳細は日本語のサポート情報本家の更新情報を参照の事。
ちなみに、あれからMedia Integrationさんのサポートに日本語取説と紹介頁の更新をお願いしてみたのよね。
そして現在、紹介頁の更新はイマイチだけれど、Pianoteq 5の日本語取説は頂戴済(^ ^)
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5.5.1 2016/02/06記

5.5.0 (2016/01/27)で有料追加音色な
Model B Grand Pianoが追加。
5.5.1 (2016/02/02)で不具合修正と5.5.1用KIViR Projectの音色なKIVIR.ptqの公開。
毎度ながら詳細は日本語のサポート情報本家の更新情報を参照の事。
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新旧KIViR あんど Bechsteinの行方 2016/02/06記

最新版のKIVIR.ptq(2016/02/02版)のついでに古いKIVIR.ptqなども頂戴して、
無料追加音色のバージョンを確認。


旧版無料追加音色一覧。

KIViR_v3.ptqは3.6.5以降用で、KIViR_v4.ptqは4.5.4以降用。
その他、単品で2.x用があるので、それぞれプリセットマネージャーで表示されるバージョンを確認してみる。
KIViR instrumentsは↓

ファイル名KIViR_v3.ptqKIViR_v4.ptqKIViR.ptq単品
日付2010/12/062013/06/262016/02/02Pianoteq 2.x用
Clavichord: Neupert-1.03.1-
Cimbalom: Kovacs1.02.03.0-
Harpsichord: Grimaldi1.102.2.13.21.0
Harpsichord: Blanchet1.102.23.11.0
Pianoforte: Walter1.102.0.13.11.0
Pianoforte: Schoffstoss1.102.1.13.11.0
Pianoforte: Schmidt1.102.1.13.11.0
Pianoforte: Schantz1.102.1.13.11.0
Pianoforte: Graf1.102.13.11.0
Grand piano: Pleyel1.02.13.1-
Grand piano: Erard1.122.13.11.0
Grand piano: Bechstein1.102.1-1.0
Electro-acoustic piano: CP-801.102.0.13.01.0

↑こんな感じで、以前記したよーに、5.x用にはBechsteinが入ってないのよね。
KIViR_v4.ptqと同時に認識させると2.1なBechsteinが使えるが、重複するモデルで音色リストがごちゃごちゃになったりするのが難点。
4.xを持っているなら、KIViR_v4.ptqはそちらに任せたほーが良いかも。

どーしても5.xでBechsteinしたいなら、有料追加音色なKremsegg historical collection #2が無難な気がする。
1.0な単品のBechsteinは他のKIViR.ptqと混在しても音色リストが混ざらないので、こちらを楽しむとゆー手も。
私的には4.xにKIViR_v4.ptq、5.xに単品を混在させて試用中。

Bells and carillonsは最新版のbells.ptq(2012/05/15版)がTubular bells、Church bells and carillons共に2.1。
bells_v3.ptqだとTubular bellsが1.0でChurch bells and carillonsが2.0。
3.0.xで使ってたbells.ptq(2009/03/20版)は別物で、モデルはChurch bells and carillons風なB1(1.0)の1つだけ。
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5.6.2 2016/04/30記

5.6.0 (2016/04/13)で有料追加音色な
Harpsichord Hans Ruckers IIが追加。
5.6.1 (2016/04/14)と5.6.2 (2016/04/22)で不具合修正。
毎度ながら詳細は日本語のサポート情報本家の更新情報を参照の事。


5.6.1でHarpsichord Hans Ruckers II(デモ版)。
鍵盤左上の見慣れない「L8'」「U8'」「4'」は、「3 registers」の入切ボタンみたい。
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5.7.1 あんど 10周年! 2016/08/20記

5.7.1 (2016/06/08)で有料音色な
Electric pianosに「MKII」が追加され、これまで「R2」表記だったのは「MKI」に。
ダンパーペダルの挙動も変わったよーだけど、詳細不明。
ここのところ大きな更新があると小さな不具合修正が続いた印象だが、5.7.0が見当たらないのは(以下自主規制)。

毎度ながら詳細は日本語のサポート情報本家の更新情報を参照の事。


5.7.1でMKII。(デモ版)。

そんでもって、2006年8月26日に最初のPianteqが出たとのことで、祝!10周年!なPianoteq 10th anniversary: Discount and Quizがあったり。
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5.8.0 2016/11/05記

5.8.0 (2016/11/02)で有料追加音色な
Grotrian Concert Royal grand piano追加された他、エフェクトのプリセットが増えたりしたみたい。


Pianoteq 5.8.0でデモ版なGrotrian Concert Royal grand piano。
軽く遊んでみた感じでは、これまでより丸いとゆーか太いとゆーか、特に低音では密度が高い印象。

5.7.1(左)と5.8.0(右)でエフェクトのプリセットを比較すると↓

Rverb

Tremolo

Wah

Chorus

Flanger

Phaser

Fuzz

Delay

AMP

Comp

EQU3

 ↑こんな感じ。

毎度ながら詳細は日本語のサポート情報本家の更新情報を参照の事。
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6.0.1 2017/09/16記

から間もなく5.8.1(2016/11/25)で不具合修正されたのち、暫し間をおいて6.0.0(2017/09/07)*
全モデルが更新した他、幾つか新機能が追加されたが、新モデルの追加が無いメジャーアップデートは珍しい気もする。
そして期待を裏切らず、6.0.1(2017/09/13)*で不具合修正(笑)

Pianoteq 5との音の違いはこちらで比較出来る。
mp3を頂戴して聴き比べたところ、生ピアノ系ではPianoteq 6のほーが豊かで、アタックが目立ち、強弱の差が大きく、音場が広がっている印象。
デモ版を頂戴して軽く遊んだ感じも同様だが、プリセット自体が変わっているので詳細不明。

詳細は本家の更新情報を参照の事。
6.0.0から更新日が未記載*なので、今回記した更新日は私的記録とKVRのニュースを参考にした。
そんでもって、これまでの日本語のサポート情報はリンク切れなので除外(^ ^;


デモ版な6.0.0でハープシコード。鍵盤左端が「L8'」「U8'」「4'」のon/offスイッチになってたり。

*(2018/03/10追記)
6.1.1の更新時にこれまで未記載だった分も含めて
Change historyに更新日が記載されるよーになったみたい。
それによるとどちらも1日早く、6.0.0は「2017/09/06」で6.0.1は「2017/09/12」が正解。
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6.1.1 2018/03/10記

から6.0.2(2017/10/11)と6.0.3(2017/10/31)(2017/11/02)(2018/01/17)で不具合修正。
6.0.3は何故か追加で2回修正されてたのが気になるが、それからあまり経たずに6.1.0 (2018/02/28)。
『New spatialisation technique』や『Minor re-voicing』で音質が大きく変わったり、NKSに対応したり。

6.0と6.1との音の違いはComparison between Pianoteq 6.0 and Pianoteq 6.1で比較出来る。
mp3を頂戴して聴き比べたところ余韻が明るくなったのが目立った気がするが、EQとかエフェクトも変わってるよーなので詳細不明。
そして期待を裏切らず、6.1.1 (2018/03/02)で不具合修正(笑)

詳細は本家の更新情報を参照の事。


デモ版な6.1.0。
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6.2.1 あんど PDF取説はLibreOfficeで作成? 2018/06/30記

から6.2.0 (2018/06/13)(2018/06/14) でSteingraeber E-272が追加され、Mozart railペダルが加わる。
その他『Minor revoicing of all grand pianos.』や『Pianissimo behaviour improved for all grand pianos.』等も。
そして6.2.1 (2018/06/18)で不具合修正。

詳細は本家の更新情報を参照の事。


デモ版な6.2.0のSteingraeber。
右から2つ目のペダルがMozart railで、こちらの解説によると弦とハンマーの距離を変える機能みたい。
ちなみにペダルは左から「Una Corda」「Celeste」「Mozart Rail」「Sustain」。


蛇足ながら、6.2.1のPDF取説のプロパティを眺めると、LibreOffice 4.2で作っているみたい。


Sumatra PDFで見た6.2.1のPDF取説のプロパティ。
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6.4.0 2019/01/19記

から6.2.2 (2018/07/19)を経て6.3.0 (2018/09/26)でANT. PETROF 275が追加され、翌日に6.3.0のまま不具合修正。
6.3.1 (2019/01/04)を経て6.4.0 (2019/01/16)でC. Bechstein Digital Grandが追加。
詳細は本家の更新情報を参照の事。


6.3.0のデモ版でANT. PETROF 275。


6.4.0のデモ版でC. Bechstein Digital Grand。
C. Bechstein Digital GrandはこちらのKONTAKT用の録音を元にモデリングしているみたい。

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6.5.2 2019/06/29記

から6.4.1 (2019/01/30)を経て6.5.0 (2019/05/15)となるが、新たなモデルの追加は無し。
6.5.1 (2019/05/23)を経て6.5.2 (2019/06/25)でCelesteにKalimbaが追加。
私的にはSTDやPROでSTAGEみたいなGUI(Compact view)を選べるのが嬉しかったり。
詳細は本家の更新情報を参照の事。


6.5.2のデモ版でCompact view。
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6.6.0 2019/10/19記

から6.5.3 (2019/07/04)、6.5.4 (2019/08/12)を経て6.6.0 (2019/09/18)でCelesteにCeltic harpが追加。
私的にはPIANOTEQ VIDEO CONTEST 2019への参加もあって、手持ちの5.xをアップグレード。
詳細は本家の更新情報を参照の事。


デモ版ではない6.6.0。
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6.7.1 2020/05/09記

からいきなり6.7.0 (2020/03/18)となり、Karsten Collectionが追加。
「Resonance equalizer」な「Res Eq」と「Res Dur」も追加され、共鳴にEQしたり、共鳴の長さを周波数ごとに調整出来るよーに。
それから6.7.1 (2020/05/05)になったが、大きな更新の直後に小さな更新が出なくなったなぁと感心。

詳細は本家の更新情報を参照の事。


6.7.0の「J. Salodiensis virginal」。
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7.0.3 2020/11/14記

から7.0.0 (2020/11/10)となり、全ての機種が改善され、新機能に記されている↓

Morphing and Layering
・Refined physical model
Steinway Model Dに「New York Steinway Model D」が追加

↑の他、Standardでも「Note-per-note edit」(Volume、Detune、Attack Envelope)が可能になってたり。
細かいところではヘルプがHTMLになってたり、Trialの20分制限がクリックで延長可になってたり。

そして7.0.1 (2020/11/10)、7.0.2 (2020/11/11)、7.0.3 (2020/11/12)と不具合修正(笑)
フォーラムでは音に関する不具合っぽい報告も見られるので、まだしばらく安定しないかも。
詳細は本家の更新情報を参照の事。

デモ版で少し遊んだ感じでは、モーフィングが楽しい(^ ^)
ランダムボタンを押す度に新たな楽器と出逢うと言ったら大げさかもしれないが、モデリングならではの面白さ(^ ^)
レイヤーは重ねた数だけ発音数が倍増するけど、モーフィングは発音数が増えないのも嬉しい(^ ^)


Trialな7.0.2でMorphing。
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7.3.0 2021/04/24記

の後、Pianoteq video contest 2017〜2020の参加賞な20ユーロ*4のクーポンコードを統合。
29ユーロな「Upgrade any version to Pianoteq 7」と49ユーロな「Steelpans」をクーポンで購入(^ ^)
Steelpansはモーフィングにも活躍してくれているが、その後のブラックフライデーでお安くなってた(^ ^;

7.0.4 (2020/11/25)、7.0.5 (2020/12/06)(2020/12/07)(2020/12/08)を経て7.1.0 (2021/01/08)(2021/01/25)。
7.1.0は*.1の更新としては新機種の追加も無く、『64-bit ARM binaries are now available on macOS (M1) and Linux.』がメインみたい。
同じバージョンで複数回更新するのは(以下自主規制)。

7.2.0 (2021/02/12)、7.2.1 (2021/03/30)を経て、現在は7.3.0 (2021/04/07)。
7.2.0も*.1の更新にしては(以下自主規制)だけど、7.3.0ではPETROFに「PETROF 284 Mistral」が追加され他、蓋の取り外しが実現。
軽く遊んだ感じでは新機種な「PETROF 284 Mistral」は低音が太い印象で、蓋の取り外しでは全体的に少し明るくなるみたい。
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8.0.0 2022/11/26記

の後、7.4.0 (2021/06/29)でCeleste Pedalが改良され、Felt Pianosが追加。
7.4.1 (2021/07/05)、7.4.2 (2021/07/19)(2021/10/11)を経て7.5.0 (2021/12/15)で現代ピアノ系の「Revoicing」。
「Revoicing」はこちらによると↓
---
Here are some details on the work done on the NY Steinway D (quite a similar work was done on all revised pianos):

・adjustment of the longitudinal modes (responsible for the 'buzzing' sound): in the bass and medium range, some were a little bit too pronounced,
・adjustment of the quadratic modes, some were a bit too hot at fff,
・adjustment of the hammer hardness, to have a better progression and timbre dynamics from ppp to fff,
・general revoicing, both at the 'factory' level (not visible in the UI) and at the preset level (visible in the Spectrum profile NE of some presets in Pianoteq PRO), making the sound of individual notes nicer and fuller from ppp to fff,
・modification of the micing in some presets (only a few ones), as for example on the "NY Steinway D Classical". This is and aesthetic choice,
・various small modifications in the presets such as voicing, hammer hardness, hammer noise, volume (normalization), etc.,
・modification of the presets orders, also an aesthetic choice.
---

 ↑こんな感じらしい。

その後、7.5.1 (2021/12/16)、7.5.2 (2021/12/17)、7.5.2 (2021/12/17)、7.5.4 (2022/02/11)を経て、8.0.0 (2022/11/16)になりClassical guitarが追加。
Guitar modeのキースイッチやNote Effects、各弦独立MIDIチャンネル受信等でギターの奏法に対応。
共鳴を付加するエフェクトとして使えるよーになったみたいだけど、What's new?更新履歴オンライン取説には載ってないみたい。


8.0.0なデモ版で「Classical guitar」。GUIが新しくなり、リバーブの設定で背景が変わる。


エフェクトとして認識されているPianoteq 8。

ちなみに、大きな更新の直後に小さな更新が続く伝統は相変わらずで、8.0.0(2022/11/17)、8.0.1(2022/11/19)を経て8.0.2 (2022/11/24)になってたり。
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Guitar mode 2022/12/17記

8.0.0で追加されたGuitar modeではキースイッチで奏法、弦、フレットを指定したり、独自設定メニューで各弦のチューニング、受信MIDIチャンネル等が設定可。
Classical guitar音色ではペダルに「Glissando」「Pinch Harmonics」「Parm mute」が居たり、モジュレーションホイールがNote Effectsを変調してギターっぽいビブラートを再現してたり。
Global MIDI Mappingにもギター向けの設定がしっかりと。

キースイッチやGlobal MIDI Mappingは、「Reserved MIDI Channels for indivifual strings」でもピッチベンド以外は全弦共通っぽい。
ちなみに、「Glissando」(CC#067)を有効にして1弦を発音したまま2弦を発音すると、1弦でグリッサンドが発生する。
蛇足ながら、Classical guitarはTrial版の発音制限が他と異なるよーで↓

・TrialなSteinway Dの発音制限
 ・042(F#1)、044(G#1)、046(A#1)、085(C#5)、087(D#5)、090(F#5)、092(G#5)、094(A#5)
・TrialなClassic Gutarの発音制限
 ・042(F#1)、044(G#1)、046(A#1)、073(C#4)、075(D#4)、078(F#4)、080(G#4)、082(A#4)

 ↑こんな感じで、高音側が1オクターブ低いみたい。

さらに蛇足ながら、また更新して現在は8.0.3 (2022/12/08)になってたり。


オンライン取説から借りたキースイッチ解説画像。


Guitar modeのヘルプ。


Guitar modeの独自設定。左から「メニュー」、「Tuning」、「Body」、「Keyswitches」、「Reserved MIDI Channels for indivifual strings」、「Reserved MIDI Channel for Guitar kyeswitces」。


Classical guitar音色のGlobal MIDI Mapping。


Global MIDI Mappingの「Set Parameter」。左から「メニュー」、「Action」(「Misc. Finger Noises」が追加)、「Note effects」、「Guitar」。
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8.1.3 2023/10/14記

の後、8.0.3(2022/12/08)、8.0.4(2022/12/20)、8.0.5(2022/12/22)(2023/01/03)、8.0.6(2023/03/27)、8.0.7(2023/03/29)、8.0.8(2023/04/03)と修正。
8.0.9(2023/05/03)でiOS版が出てMODARTTの表紙も「Pianoteq for iOS is finally here」に(笑)。
8.1.0(2023/05/15)はx.1な更新だけど大きな修正は無しで、8.1.1(2023/06/02)、8.1.2(2023/06/03)、8.1.3(2023/08/10)となる。

私的には2023/10/04の朝にPIANOTEQ VIDEO CONTEST 2021で頂戴した40ユーロで29ユーロな「Upgrade any version to Pianoteq 8」を発注!
なかなかユーザーエリアの情報が更新されず、昼過ぎにサポートフォームで問い合わせたら、就寝前にPianoteq 8になっていた(^ ^)
後日確認したメールによると、クーポンの処理でエラーが出ていたらしい(^ ^;


デモ版でないPianoteq 8.1.3(^ ^)
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新旧KIViR 2023/10/13記

Pianoteq 8.1.3の入手に伴い、
無料追加音色と「Legacy instruments」なPTQを頂戴したのでこちら風に中身を確認。


ユーザーエリアにログインしないと見えない「Legacy instruments」。

KIViR instruments
ファイル名単品KIViR_v3.ptqKIViR_v4.ptqKIViR_v5.ptqKIViR_v6.ptqKIViR.ptq
日付Pianoteq 2.x用2010/12/062013/06/262016/02/022019/08/222020/11/05
Clavichord: Neupert--1.03.13.33.3
Cimbalom: Kovacs-1.02.03.03.33.3
Harpsichord: Grimaldi1.01.102.2.13.24.34.3
Harpsichord: Blanchet1.01.102.23.13.63.6
Pianoforte: Walter1.01.102.0.13.14.37.0
Pianoforte: Schoffstoss1.01.102.1.13.14.37.0
Pianoforte: Schmidt1.01.102.1.13.14.37.0
Pianoforte: Schantz1.01.102.1.13.14.37.0
Pianoforte: Graf1.01.102.13.14.37.0
Grand piano: Pleyel-1.02.13.14.27.0
Grand piano: Erard1.01.122.13.14.37.0
Grand piano: Bechstein1.01.102.1---
Electro-acoustic piano: CP-801.01.102.0.13.03.23.3
※「単品」「KIViR_v3.ptq」「KIViR_v4.ptq」はこちらのまま。
※「KIViR_v5.ptq」「KIViR_v6.ptq」はPianoteq 6.7.3で確認。こちらの「KIViR.ptq」(2016/02/02)は「KIViR_v5.ptq」と同じ。
※現行の「KIViR.ptq」(2020/11/05)はPianote 8.1.3で確認。Pianoteq 7以上用。
※「KIViR_v5.ptq」以降は「Bechstein」不在(^ ^;

Bells and carillons
ファイル名bells_v3.ptqbells_v4.ptqbells.ptq
日付2011/12/062012/05/152019/08/22
Church bells and carillons2.02.13.3
Tubular bells1.02.13.3
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持続音 2023/10/21記

8.xになってから「Attack Env.」が追加された
Mallet bounceを使った持続音が可能になり、名前の後ろに「Bow」や「Bowed」と付くプリセットも。
「NY Steinway D Bowed」を例にするとパラメーターは↓

パラメーター名
Initial delay100.00 ms
Velocity sensitivity0 %
Delay loss0 %
Velocity loss0 %
Humanization50 %
Attack Env.0.30000
↑こんな感じで、「Initial delay」の間隔で減衰せずに繰り返す発音のアタックを遅らせて実現しているっぽい。
更にNote Effectsの「Attack Envelope」を遅らせると、スローアタックなストリングスっぽい音も(^ ^)


「Bow」を含むプリセット。


プリセット「NY Steinway D Bowed」の「Mallet bounce」具合。
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8.2.0と「STEINWAYDV80.ptq」 2024/02/17記

の後、8.2.0(2024/01/15)で「Revoicing of all 11 modern grand pianos.」等。
更新してお試ししてみると、こちらで「muffled」とか「warm and woody」とか言われるよーに幾分柔らかくなった印象。
毎度のことながら変化が大きい更新の際は旧音に寄せたプリセットがあればとか思っていたら、後日「STEINWAYDV80.ptq」も登場(^ ^)


Pianoteq 8.2.0と「STEINWAYDV80.ptq。


Legacy instruments (PTQ)に「STEINWAYDV80.ptq」。

ちなみに、こちらの「"thump" noise when playing the sustain pedal with high velocity」は更新履歴には載っていない。
Steelpansの「Spacedrum」と「Hand Pan」でも出るので楽しんでいたら、何故か16回は出るけど17回目から出なくなる。
とりあへづサポートフォームに投稿しておく。
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8.2.1 2024/04/13記

8.2.1 (2024/4/9)で「Fix pedal noise issue with some instruments such as the U4.」。
で記したSteelpansの「Spacedrum」と「Hand Pan」の件も治まっているのを確認。
同様の症状はこちらで報告されていたみたい。
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手前味噌リンク 2012/06/09記

メモ頁のPianoteq関連記事。 随時更新

[実験室]
Pianoteqの挙動を確認してみる。 2009/03/21
PianoteqのStereo Widthは何処へ? 2009/08/22
Pianoteqのペダルの連続変化具合を試してみる。 2010/10/02

[ピアノ音色を確認してみる。]
MODARTT Pianoteq 2.1.0 Trial 2007/09/08
MODARTT Pianoteq 2.3.0 2009/02/14
MODARTT Pianoteq 3.0.0 2009/02/28
MODARTT Pianoteq 3.6.0 2010/08/28
MODARTT Pianoteq 3.6.8 2012/06/02
MODARTT Pianoteq 4.0.1 Trial 2012/04/28
MODARTT Pianoteq 4.0.2 Trial 2012/05/05
MODARTT Pianoteq 4.5.4 2014/07/19
MODARTT Pianoteq 5.0.1 2014/08/02
MODARTT Pianoteq 5.1.0 2014/10/18
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