・サンレコ2010年7月号の携帯録音機の音ファイルをソノグラムしてみる。 「by みつばむし」に戻る
勝手にサンレコ連動企画 そのに(笑)
いんとろ
サンレコ2010年7月号の携帯録音機比較記事で録音したファイルを頂戴する。
ふとSG-1で見てみると何やら機種毎に特徴が有るよーな...
実験方法
・Cubase 5.5を24bit96kHz設定し、マスター出力にSG-1を挿入。
・各ファイルを読込む。(Q3のみフォーマットを24bit96kHzに変換。)
・ファイルをソロで再生し、頭の辺りでSG-1の画面をキャプチャ。
SG-1はGeographicを使用した以外は初期値。
・Cubaseの「統計」と「周波数スペクトルアナライザー」の画面をキャプチャ。
周波数スペクトルアナライザーの設定は初期値。
dBのみにチェックした画面と、横軸対数表示にもチェックした画面の2種類。
蛇足で簡単な印象も記すが、各図の正しい見方は相変わらず知らない(^ ^;
ALESIS PalmTrack
24bit48kHzで録ったらしいが、何故か16kHz付近から上が無い。
15kHz以下には霞がかかっている。
KORG MR-2
33kHz付近の横線が気になる。
波形の具合を含め、R-05と似ている。
OLYMPUS LS-11
38kHzから上は元気が無い。
横軸中央付近の縦線は、何度か試してみても同じ場所を再生すると現れる。
波形を見てもレベルオーバーでクリップしてる訳では無さそ。
ROLAND R-05
33kHz付近の横線が気になる。
波形の具合を含め、MR-2と似ている。
SONY PCM-M10
36kHz以上は元気が無く、霞がかかっている。
全体的にレベルが低いよーな。
TASCAM DR-2D
38kHz以上は元気が無く、30kHzも凹んでるよーな。
何度か現れる縦線は、数回試しても同じ場所を再生すると現れる。
波形を見てもレベルオーバーでクリップしてる訳では無さそ。
YAMAHA Pocketrak C24
34kHz付近に元気が無いよーな。
YAMAHA Pocketrak W24
24bit96kHzで録ったらしいが、何故か20k〜24kHzの間と28kHzから上が無い。
20kHz以下に霞。
ZOOM Q3
元は24bit48kHzなので、Cubase上で24bit96kHzに変換した。
なので24kHz以下だけだが、全体的に霞。
えんぢんぐ
録音機の設置場所は、「NEUMANN KM184で録った音が自然に聞こえる距離」を参考にめたらしい。
でも、KM184で録った音が確認できないので、参考にされた音の感じは不明。
そんな訳で、録った音が原音に似ているかどーかは判断できない。
前回と比べると、格段に録音機としての質が上がった気もする。
スペック的に「24bit96kHz録音可」とゆーだけでなく、実際に音が録れている印象。
価格も安くなっているし、私的にはとても嬉しい(^ ^)
[以下蛇足]
実験元のファイルは、全て差し替えられたので再度頂戴した。
なのでLS-11以外の新しいファイルには、最後に「_new」を追加して区別している。
LS-11は、諸般の理由で拡張子で区別している。
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