・サンレコ2008年2月号の携帯録音機の音ファイルをソノグラムしてみる。 「by みつばむし」に戻る
勝手にサンレコ連動企画(笑)
いんとろ
サンレコ2008年2月号の携帯録音機比較記事で録音したファイルを頂戴する。
ふとSG-1で見てみると何やら機種毎に特徴が有るよーな...
実験方法
・Cubase 4.1を各ファイルフォーマットに合わせて設定し、マスター出力にSG-1を挿入。
(1bitは扱えないのでMR-1はWAVに変換後のファイルを使用)
・ファイルを読込んでCubaseの統計画面をキャプチャ。
・ファイルをソロで再生し、SG-1の画面をキャプチャ。
(ロックネタはイントロのタイコフィル辺り、クラシックネタは出だしの辺り)
・比較用に96kHz以外のファイル(R-09とH2)はCubaseで96kHzに変換した物も同様に確認。
SG-1(通常画面と簡単な解説画面)はSnapsを100にして色はGeographicを使用。
画像が大きいのでリンクを張って別画面で開くよーにする。
蛇足で簡単な印象を記すが、ソノグラムの正しい見方は知らない(笑)
EDIROL R-09
ロック
元ファイルのSG-1表示 96kHz変換後のSG-1表示
Cubaseの統計表示。左は元のまま(24bit48kHz)で右が96kHzに変換後。
クラシック
元ファイルのSG-1表示 96kHz変換後のSG-1表示
Cubaseの統計表示。左は元のまま(24bit48kHz)で右が96kHzに変換後。
クラシックでは全体的に霞と22kHz付近にくっきりと横線。
ロックには横線が無いので録音時の設定が原因かな?
KORG MR-1
ロック
SG-1表示
Cubasenの統計表示。
クラシック
SG-1表示
Cubasenの統計表示。
ロックでは32kHz付近から上にうっすらと雲が出て42kHz付近より上ではかなり濃くなる。
クラシックでは34kHz付近から雲が出始めて40kHz付近から濃くなり、44kHz付近からさらに濃くなる。
ロックにもクラシックにも全体的にうっすらと霞がかかっているがクラシックのほーが少な目。
統計ではDCオフセットが気になる。
こーゆー物なのかDSDからWAVに変換すると出るのかは不明。
M-AUDIO MicroTrack II
ロック
SG-1表示
Cubasenの統計表示。
クラシック
SG-1表示
Cubasenの統計表示。
クラシックでは全体的に霞と横線2本(33kHz付近と43kHz付近)。
ロックには無いので記事中にある充電中の雑音?
ロックでは24kHz付近から上はほとんど記録されてないみたい。
SONY PCM-D50
ロック
SG-1表示
Cubasenの統計表示。
クラシック
SG-1表示
Cubasenの統計表示。
クラシックは22kHz付近より下で録音されてる気がする。
40kHz付近より上に音と連動して折り返されたよーなゴースト(?)が出るが、ロックには無い。
ZOOM H2
ロック フロント
元ファイルのSG-1表示 96kHz変換後のSG-1表示
Cubaseの統計表示。左は元のまま(16bit44.1kHz)で右が96kHzに変換後。
ロック リア
元ファイルのSG-1表示 96kHz変換後のSG-1表示
Cubaseの統計表示。左は元のまま(16bit44.1kHz)で右が96kHzに変換後。
クラシック
SG-1表示
Cubasenの統計表示。
他機種でクラシック目立つ霞はかなり少ない。
少しDCオフセット有。
えんぢんぐ
録音環境や設定、録音された音量も同じではないのでちゃんとした比較は無理。
それでも多少は機種毎に特徴が見えてるよーな気がする。
クラシックでの霞は雑音みたいだが機種で異なるので環境雑音とは違うかも。
今回は付属や内臓のマイクでその機種に良さそな方法で録音したみたい。
同じマイクとマイクプリから分岐してAD以降を比較するのも面白そ。
クラシックでリファレンスとされたファイルも見たかった。
さて、最後までお付き合い頂いたお礼にお土産を用意しました。
・無駄に大きい実験中の画像(1枚)。
・この頁。
の2点セットです。
え”?要りませんか?(^ ^;
まま、そうおっしゃらずにどうぞ。
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