AmpliTube 5の覚書   「by みつばむし」に戻る

ギター用エフェクトとし存在は以前より知っており、デモ版やCS(Custom Shop)版を頂戴していたIK MultimediaのAmpliTube。
ふとした経緯でAmpliTube 5を入手し、お楽しみ中(^ ^)
そんな訳で、ぽちぽちといぢりながらちびちびメモする。

めにゅ〜

  
入手経緯 2022/04/09記
  入手済Gear 2022/04/09記
  スタンドアロンとプラグイン 2022/04/23記
  信号経路とエフェクトの配置場所 2022/04/23記
  プログラムチェンジとコントロールチェンジとオートメーション 2022/05/07記

入手経緯 2022/04/09記

事の起こりは
IK創業25周年記念:Group Buyで4品おまけ達成の案内メール。
それまではMODO DRUMMODO BASSが気になるけど両方入手するならTotal Studio 3 MAXの安売りを狙うかと思っていたのよね。
でも、今回のGroup Buyでは最大24品がおまけとなるので、私的に欲しい品は一通り手に入る気がしてきた。

そこからあれこれ検討し、Total Studio 3 MAXとGroup Buyとの間を揺れ動き、その間もGroup Buyの達成数が増えてゆく。
Group Buyで199.99ユーロな品々を狙うなら、JamPointsも使ってGear Creditsを購入するとお安くなるらしい。
私の環境だとCustom ShopでAmpliTube 5のアップグレード(200 Gear Credits)を購入するのが最安っぽい。

Group Buyに傾きつつ手持ちの品を再確認したり、199.99ユーロで入手可能なIK製品をあれこれ確認したり。
1か月ぐらい迷走しつつ情報収集した末、134.99ユーロな150 Gear Creditsを手持ちの40 JamPointsを使って94.99ユーロで購入。
手持ちの50 Gear Creditsと併せて200 Gear CreditsでAmpliTube 5を購入!

これにてGroup Buyで199.99ユーロ以下のおまけ品が入手可能となり、MODO DRUMやMODO BASSなどを頂戴する。
AmpliTube関連ではBrian MayJoe SatrianiLeslieX-GEARな4品、Fender CollectionFender Collection 2Jimi Hendrix Anniversaryを入手。
蛇足ながら、その後Group Buyは何度かの期間延長の末、おまけ24品となる(^ ^)

↑に戻る

入手済Gear 2022/04/09記

AmpliTube 5 2021/09/21入手
AmpliTube Brian May 2021/11/28入手
AmpliTube Joe Satriani 2021/10/19入手
AmpliTube Leslie 2021/10/19入手
AmpliTube MESA/Boogie 2022/03/19入手
AmpliTube Metal 2020/07/04入手
AmpliTube Orange Tiny Terror 2020/05/07入手
AmpliTube SVX 2020/08/13入手
AmpliTube X-DRIVE Software Only 2021/10/19入手
AmpliTube X-SPACE Software Only 2021/10/19入手
AmpliTube X-TIME Software Only 2021/10/19入手
AmpliTube X-VIBE Software Only 2021/10/19入手
Fender Collection 2021/10/19入手
Fender Collection 2 2021/10/19入手
Jimi Hendrix Anniversary 2021/11/01入手
・Soldano SLO-100 2021/02/27入手

AmpliTube 5、Brian May、Joe Satriani、Leslie、X-GEARな4品、Fender Collection、Fender Collection 2、Jimi Hendrix Anniversaryの入手経緯は前述のとおり。 MESA/Boogie、Metal、Orange Tiny Terror、SVX、Soldano SLO-100はIKのニュースレター登録等で無償入手。
今後もいろいろ期待してます<(_ _)>
↑に戻る

スタンドアロンとプラグイン 2022/04/23記

スタンドアロンは「Recorder」「Looper」「Live」の3つのモードを持つ。
通常起動時は「Recorder」で、最大8トラックの録音/再生が可能。
トラック毎に異なるチェーン(AmpliTubeの音作り部分)を持つので、最大8台の並列も可。

「Looper」は2トラックのルーパーで、「Live」は
iRig Stomp I/O用。
「Looper」と「Live」は、「Recorder」とは別の1つのチェーンを共有する。
「This makes the live workflow is completely independent from the studio workflow.」とのこと。

プラグインではオートメーションが使えるが、「Recorder」「Looper」「Live」は無い。
オートメーションは様々なパラメーターから16個だけ選んで設定し、プラグイン毎に設定が保存される。
蛇足ながら当方の環境では「AmpliTube 5.dll」だとプログラムチェンジに反応するが、「AmpliTube 5.vst3」だと反応しない。
↑に戻る

信号経路とエフェクトの配置場所 2022/04/23記

信号経路(Chain)は「Single path」「2-ways splitter」「3-ways splitter」「Parallel」の4タイプ。
「Single path」はモノラル入力で1台のアンプを使い、「Parallel」はステレオ入力で2台のアンプを使う。
「2-ways splitter」「3-ways splitter」ではモノラル入力が「splitter」で分岐し、それぞれ別のアンプへと流れる。


「DI Pre」な「Single path」の信号経路。「DI Pre」だと入力直後の信号がDIへ流れる。


「DI Post」な「Single path」の信号経路。DIへはアンプ直前の信号が流れる。


「Single path」ではキャビネットを2つまで使える。


「DI Pre」な「2-ways splitter」の信号経路。


「3-ways splitter」の信号経路。


「Parallel」の信号経路。

信号経路の色は青がDI、黄色がメイン、オレンジがサブで、上の図ではエフェクトを使える箇所にはエフェクトを1つ入れてある。
エフェクトの配置場所と個数は↓

・Stomp A1、A2:「splitter」の前に6つ。A2は「Parallel」のみ。
・Stomp Stereo:「Single path」以外の「splitter」の後ろに3つ。
・Stomp B1、B2、B3:各アンプの前に6つ。
・LoopFX A、B、C:各アンプのループに4つ。
・Rack A、B、C、DI:各キャビネットとDIの後ろに2つ。
・Rack Master:マスターに6つ。
※「Stomp A1」等の名称はオートメーションやコントロールチェンジの表記に準ずる。
※「Stomp Stereo」と「Rack A、B、C、DI、Master」はステレオで、他はモノラル。

↑こんな感じで、「Stomp Stereo」の入り具合はChainによって異なるので要注意かも。

DIは「3-ways splitter」と「Parallel」だとGUIに表示さないが、信号は通じており、ミキサー画面でエフェクト等も設定可。
「Pre/Post」は触れないので「Single path」か「2-ways splitter」に切り替えて設定する必要あり。
「Parallel」では「INPUT 1」(GUI上側の経路)の信号のみ。
↑に戻る

プログラムチェンジとコントロールチェンジ 2022/05/07記

・プログラムチェンジ
 ・設定の「CONTROL」→「PROGRAM CHANGE」で001〜128のプログラムチェンジに対するプリセットを指定することで使用可能。
 ・1つの設定をスタンドアロンとプラグインで共有するが、当方の環境では何故かVST3はプログラムチェンジに反応しない(^ ^;

・コントロールチェンジ「GLOBAL」
 ・設定の「CONTROL」→「CONTROL CHANGE」→「GLOBAL」で設定し、1つの設定をスタンドアロンとプラグインで共有する。
 ・設定項目と簡易解説は↓
  ・「Preset Next」「Preset Previous」:プリセットの前後移動。所有Gearのフィルター設定は無視。モーメンタリースイッチ向き。
  ・「Volume」「Wah」「Wharmonator」:各Gearの操作用。各Gearが複数存在する場合は最初の1つのみ。ボリューム向き。StompA限定?
  ・「Tuner Bypass」:チューナーのON/OFF。トグルスイッチ向き。
  ・「Tap Tempo」:タップテンポ用。ルーパーのBPMには影響しない。
   ・モーメンタリースイッチだと「押→離→押→離」の「→」の間隔。
   ・トグルスイッチだと「押→押→押→押」の「→」の間隔。
  ・「Play」レコーダーの再生操作用。操作毎に「再生」「停止して開始位置に戻る」を切り替え。トグルスイッチ向き。
  ・「Rec」:レコーダーの録音操作用。操作毎に「録音」「再生」を切り替え。トグルスイッチ向き。
  ・「Rewind」レコーダーの巻き戻し用。操作毎に先頭に移動。トグルスイッチ向き。
  ・「LOOP1」「LOOP2」:ルーパー操作用。操作毎に各ルーパーの「録音」「再生」を切り替え。トグルスイッチ向き。
  ・「Looper Global Play」:ルーパー操作用。操作毎に全体の「再生」「停止」を切り替え。トグルスイッチ向き。
  ・「Looper Metronome」:ルーパー操作用。操作毎にメトロノームの「有効」「無効」を切り替え。トグルスイッチ向き。
  ※「Play」「Rec」「LOOP1」「LOOP2」「Looper Global Play」「Looper Metronome」は操作前の状態を反転する。
  ↑こんな感じ。

・コントロールチェンジ「PRESET」
 ・設定の「CONTROL」→「CONTROL CHANGE」→「PRESET」で各Gearのパラメーターにコントロールチェンジを指定して使用。
 ・プリセットに保存される設定で、スタンドアロンとプラグインで共有。
 ・「GLOBAL」の内容は扱えない。

・オートメーション
 ・設定の「AUTOMATION」で「Plug-in parameters」から「DAW Automation」に登録して使用(プラグインのみ)。
 ・最大16。DAW側に表示されるのは「Param 1」〜「Param 16」で設定したパラメーター名は見えない(^ ^;
 ・設定可能なパラメーターは
コントロールチェンジ「PRESET」に↓
  ・Global:「Input Level」「Output Level」
  ・Stomp A1/A2/Stereo/B1/B2/B3:「Bypass」「Mute」「Volume」
  ・Amp A/B/C:「Bypass」「Mute」「Volume」
  ・LoopFx A/B/C:「Bypass」「Mute」「Volume」
  ・Cab A/B/C:「Bypass」「Mute」
  ・Rack A/B/C/DI/Mixer:「Bypass」「Mute」「Volume」
  ・Mixer
   ・D.I.:「Level」「Pan」「Mute」「Solo」「Phase」「Phase Delay」
   ・Cab 1/2/3
    ・Mic 1/2:「Level」「Pan」「Mute」「Solo」「Phase」
    ・Room:「Level」「Width」「Mute」「Soko」「Phase」
    ・Bus:「Level」「Pan」「Mute」「Solo」「Phase」
  ↑が加わる。
↑に戻る

「by みつばむし」に戻る