GR-55用ASIOドライバの遅延具合を確認してみる。 「by みつばむし」に戻る
GR-55のUSBオーディオはどんな感じ?
いんとろ
ギターシンセなRoland GR-55は、ASIO対応なUSBオーディオ機能付き。
ノートPCと一緒にライブて使ったりするのに便利そだと妄想したりするが、実用になるかしら?
と、ゆー訳で、とりあへづドライバの設定をいぢって遅延具合を確認してみる。
実験方法
・Cubase 6.5.4のオーディオデバイスをGR-55にする。
・GR-55のドライバで設定を変更しつつ、Cubaseが表示する遅延を確認するだけ。
使用PCはAthII X4 mkII機で、↓
・CPU:AMD Athlon II X4 630 Box(2.8GHz、L2 512KB*4、TDP 95W)
・M/B:ASRock M3A785GMH/128M(AMD 785G)
・RAM:シリコンパワー SP004GBLTU133S22(DDR3 PC3-10600 2GB 2枚組)
・SSD:Samsung MZ-7TD250B/IT(250GB)
・HDD:Seagate ST2000DM001(2TB)
・VGA:SAPPHIRE HD5670 512M GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/VGA(ATI Radeon HD 5670、512MB)
・OS:Win 7 Home Premium 64bit版
・電源:KEIAN GORI-MAX2 KT-S650-12A(650W)
↑こんな感じ。
実験結果
GR-55のドライバ設定は1〜9の数値と、「ASIOのバッファサイズをより小さくする」の有無で、18通り。
ドライバ側では「リアルタイム性」と「安定性」とバッファサイズのサンプル数が表示される。
ちなみに標準設定は6の「バッファサイズをより小さくする」無し。
設定1の「バッファサイズをより小さくする」有り(左)と無し(右)。
設定2の「バッファサイズをより小さくする」有り(左)と無し(右)。
設定3の「バッファサイズをより小さくする」有り(左)と無し(右)。
設定4の「バッファサイズをより小さくする」有り(左)と無し(右)。
設定5の「バッファサイズをより小さくする」有り(左)と無し(右)。
設定6の「バッファサイズをより小さくする」有り(左)と標準設定な無し(右)。
設定7の「バッファサイズをより小さくする」有り(左)と無し(右)。
設定8の「バッファサイズをより小さくする」有り(左)と無し(右)。
設定9の「バッファサイズをより小さくする」有り(左)と無し(右)。
えんぢんぐ
参考までに、普段使っているE-MU 1820の設定は↓
↑こんな感じで、それと比べてGR-55は、どの設定でも入力の遅延が大きい。
SampleTankを鳴らしたり、軽くエフェクトした印象では、96サンプルな1の「バッファサイズをより小さくする」有りだとプチプチする。
144サンプルな1の「バッファサイズをより小さくする」無しでは大丈夫みたい。
そんでもって、サンプル数が同じでも遅延具合は異なってたりするのね。
1の「バッファサイズをより小さくする」無し設定でGR-55のオーディオ信号にエフェクトしてみたが、遅延は気にならなかった。
一方、GR-55のMIDI信号でSampleTankを鳴らすと、GR-55本体のシンセ音よりも遅れてるよーな気がしないでもない。
アタックが曖昧な音なら、しっかり実用になるかも。
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