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簡単な独自音色を追加してみる。
いんとろ
お手軽なマルチ音源VSTiとしてIK Multimedia SampleTank 2 XLを購入(^ ^)
1,500サウンド、6.5GB以上との事だがあまり好みの音色が無い(^ ^;
も少し何とかならんかとサンプルのインポート機能を試してみる。
サンプルの用意
先ずはインポートする音ネタを用意する。
今回は手近で済ます為にC3に合わせて唸った自分の声を使用。
Cubaseで16bit、44.1kHzなモノファイルとして録音。
これをから不要な部分を排除してループを設定する。
手持ちでループ設定が出来るのはYAMAHAの無料ツールなTWEのみ。
Webを少々探してみたけど他の選択肢とは出逢わなかった。
と、ゆー訳でTWEに元ファイルを読み込む。
元波形(um.wav)のmp3
この6秒程のファイルから音程や音量が安定して自然なループが組めそな場所を探す。
ループポイントは波形を拡大して波の上がり下がり等も気にしながら設定。
要らん部分はばっさり切ってファイルを小さくし、フェードイン、フェードアウトで前後を少し丸めた。
出来た波形はこんな感じ。
出来た波形(um00.wav)のmp3
インポート
サンプルが用意出来た所で早速インポートしてみる。
SampleTank 2を立ち上げ「IMPORT」→「Samples」を選択。
目的のサンプルが入ったフォルダを選択してOKするとインポート可能なファイルの一覧が表示される。
目的のファイル名の右の四角をクリックして選択。
ファイルを選択した所。
重要そーな設定は中央下の「ROOT NOTE」かな?
サンプルの音程に合わせないと後々面倒そーね。
今回はオクターブ高いけどそのまま「Convert」を押す。
と、何やら警告が(^ ^;
どーやら基準の音程が解らんかったと言ってるらしい。
その前の画面で設定してあるので気にせず「OK」する。
これでインポート完了(^ ^)
ちなみに音は↓
単音でC5、C4(ルート)、C3なmp3
和音でC5+E5+G5、C4(ルート)+E4+G4、C3+E3+G3なmp3
↑こんな感じ。
何ともそっけないとゆーか...ま、素だとこんなものか?
オクターブ離れると流石に使い物にならない気がする。
も少し何とかならんかな?
音色の加工
と、ゆー訳で音色を加工してみる。
先ずはEGでアタックとリリースを少し遅くし、ついでに音量を上げる。
次にSYNTHのMODEをSTRETCH NOTEにして音程変化に強くしてみる。
エフェクトはCHORUSとRVB DLYでと...さて、どーかな?
いぢったパラメータを画面で比較してみよかね。
先ずは加工前から。
・加工前のパラメータ(EG)
インポートのみだとエフェクトも無い。
・加工前のパラメータ(SYNTH)
SYNTHのMODEはRESAMP.。
う〜ん、でかい画像だ(^ ^;
続いて加工後。
・加工後のパラメータ(EGとCHORUS)
EGでアタックとリリースを少し遅くし、音量も上げた。CHORUSはプリセットのまま。
・加工後のパラメータ(SYNTHとRVB DLY)
SYNTHのMODEはSTRETCH NOTE。RVB DLYは深め。
そんでもって加工後の音は↓
単音でC5、C4(ルート)、C3なmp3
和音でC5+E5+G5、C4(ルート)+E4+G4、C3+E3+G3なmp3
↑こんな感じ。
ちなみにエフェクト抜きで音量を上げないと↓
単音でC5、C4(ルート)、C3なmp3
和音でC5+E5+G5、C4(ルート)+E4+G4、C3+E3+G3なmp3
↑STRETCH NOTEの効果が解り易いかも。
えんぢんぐ
1秒程の単サンプルでも結構使える予感。
インポート後の音色加工が要るが充分楽しい(^ ^)
特にエフェクトとSYNTHのSTRETCH NOTEは良さそ。
マルチサンプルのインポートにも対応しているのでそのうち試してみよかね。
音域や音量情報をファイル名で指定するので少々面倒なのよね(^ ^;
半音ずつ7秒程録音してループしないとメロトロンか?
さて、最後までお付き合い頂いたお礼にお土産を用意しました。
・今回作成したSampleTank 2の親音色「um00」と子音色「um00temp」。
・この頁。
の2点セットです。
え”?要りませんか?(^ ^;
まま、そうおっしゃらずにどうぞ。
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