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VG-88のGK入力の様子を見る。
いんとろ
私的にVGが好きで最近はもっぱら1弦君経由でベースを鳴らして遊んでたりする。
でも...楽しさはなかなか伝播しないし自分でもイマイチ良く解らん(^ ^;
そんな訳で数回に分けてどんな具合か確認してみる第1回目。
実験方法
これまでのVG実験ネタでは元波形に矩形波を使ってみた。
波形の歪み具合や遅れを確認するのに便利ではあった。
しかしこれでは実際に楽器を接いだ時の音は解り辛いし楽しさも伝播し辛い気がする。
と、ゆー訳で今回はベースを接いで比べよーかと思ったけど毎回弾くのは面倒。
で、以前録音したベースをCubaseで再生してVG-88を経由で録音する事にする。
オーディオインターフェースはUA-5。
実験その1はDRIVER SETTINGのPICKUP←→BRIDGEの具合を見る。
1弦君経由で入力して10mm(最小)と30m(最大)で比べる。
間隔を狭くしたほーが明るい気がしたが...さて?
実験その2は入力弦での違いを見る。
GK Snooper経由でGK入力の各弦を比べる。
1弦君は根拠無く1弦入力専用だが以前試した時は1弦側が明るくて6弦側が暗い印象だった。
これらの実験はDRIVER SETTINGの状態で行う。
COSM等の設定に影響されないみたいなので素に近い結果を期待しての事。
入力感度は測る弦を20にしてその他の弦は0に。
録音結果は聴いて確認する他にCubaseでスペアナ表示して目でも確認。
設定はサンプルサイズ4096、オーバーラップサイズ512、HammingでdB、周波数Log表示。
また、64kbpsのmp3もスペアナ画像の横にリンクしてみる。
ちなみに元波形は'02年度版で録音したFRB-100の前PUを使ったイントロ。
元波形なmp3
ベース本体のEQもいぢらずに前PUの音をライン直録り。エフェクトは一切無し。
テンポ130で6小節のイントロの最後をフェードアウトさせて前後に1小節ずつ空白を挟んだ。
実験結果その1:PICKUP←→BRIDGE設定での違い。
VGのDRIVER SETTINGはTYPEがGK-2A、SCALEはST。
10mm(最小)
10mmなmp3
30mm(最大)
30mmなmp3
10mmが明るく30mmが暗い印象は変わらず。
どちらも音が変わるが元波形に似てるのは10mmのほーかな?
現物のブリッジとPUの間隔を考えて今まで1弦君は30mmで使ってたけど今後は10mmにしましょ。
実験結果その2:入力弦での違い。
VGのDRIVER SETTINGはTYPEがGK-2A、SCALEはST。
実験結果その1に従ってPICKUP←→BRIDGEは10mmに設定。
1弦入力。
1弦入力なmp3
2弦入力。
2弦入力なmp3
3弦入力。
3弦入力なmp3
4弦入力。
4弦入力なmp3
5弦入力。
5弦入力なmp3
6弦入力。
6弦入力なmp3
こちらも1弦側が明るく6弦側が暗い印象は同じ。
1弦入力で2kHz付近に見える谷が徐々に移動して6弦入力では500Hz付近に居る気がする。
ふむ、単に高域を減らしてるのとは違うみたいね。
えんぢんぐ
PICKUP←→BRIDGE設定よりも入力弦での違いのほーが激しいみたい。
GK以外の機器をGK入力で接ぐ際には1弦入力が無難かな?
入力弦での違いはイマイチ解らんので追試を考える。
さて、最後までお付き合い頂いたお礼にお土産を用意しました。
・参考までに元波形のWAV。
・この頁。
の2点セットです。
え”?要りませんか?(^ ^;
まま、そうおっしゃらずにどうぞ。
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