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  Cubase VST/32とCubas SXのサンプリング周波数変換を比べてみる。

いんとろ

随分と以前にこちらでサンプリング周波数変換の結果を拝見し、Cubase VST/32で試してみた。
結果:Cubaseってこんなに酷かったのか...悲しひ(T T)
それまでDATがマスターだった事もあり48kHzで録音してたのよね。
丁度配布媒体がカセットからCD-Rに変わる頃だったのでそれ以降44.1kHzで録音するようになったの。

時は経ち、Cubase VSTはCubase SXと名前を変え音の扱いも大分変わったらしい。
...ほんとに?...どれくらい?

実験方法

被験者その1:Cubase VST/32 Ver. 5 r6
被験者その2:Cubase SX Ver. 1.03

先人の貴重な財産(実験結果)を参考にしたかったので以下のようにする。
efu's page様から実験の元波形(48kHz)と「WaveSpectra」を頂く。
・それぞれの被験者を16bit48kHzに設定して元波形を読み込む。
・16bit44.1kHzのステレオで書き出す。
・できたファイルをWaveSpectraで再生して画面をキャプチャ。
・同じくできたファイルをWaveSpectraで再生してAve 300のデータを保存。
以上。

ちなみに元波形は
・1kHz(0dB)
・15kHz(0dB)
・23kHz(0dB)
・3波形(100Hz(-20dB)、1kHz(-40dB)、10kHz(-60dB))
・Impulse
の4種類です。

実験結果その1:キャプチャ画面
画面サイズはefu's page様と合わせてみました(^ ^;
こちらで元波形を含め色々な結果と比較ができます。
(Impulseはキャプチャのタイミングで結果の差が大きかったので断念)
*efu氏よりImpulseの測定方法を連絡頂いたので追加。(2002/09/21)

・Cubase VST/32
VST_1k.png1kHz(0dB)
VST_15k.png15kHz(0dB)
VST_23k.png23kHz(0dB)
VST_3w.png3波形
VST_Imp.pngImpulse

・Cubase SX
SX_1k.png1kHz(0dB)
SX_15k.png15kHz(0dB)
SX_23k.png23kHz(0dB)
SX_3w.png3波形
SX_Imp.pngImpluse

実験結果その2:Ave 300のデータ
基本的にキャプチャと同じですな。
それではつまらないので横軸をリニアにしてみました。

・Cubase VST/32
Av_VST_1k.png1kHz(0dB)
Av_VST_15k.png15kHz(0dB)
Av_VST_23k.png23kHz(0dB)
Av_VST_3w.png3波形
Av_VST_Imp.pngImpulse

・Cuabse SX
Av_SX_1k.png1kHz(0dB)
Av_SX_15k.png15kHz(0dB)
Av_SX_23k.png23kHz(0dB)
Av_SX_3w.png3波形
Av_SX_Imp.pngImpulse

えんぢんぐ

Cubase VST/32の48kHz→44.1kHzがどれだけ凄いか伝わりましたでしょうか(^ ^;
Cubase SXは別物のように(実際別物らしいが)良くなったみたいでとても嬉しい(^ ^)

さて、最後までお付き合い頂いたお礼にお土産を用意しました。
・Ave 300のデータを保存した「WSO」ファイル。
・この頁。
の2点セットです。
「WSO」ファイルはWaveSpectraに読み込んで表示方法を変えてお楽しみ下さい<(_ _)>
え”?要りませんか?(^ ^;
まま、そうおっしゃらずにどうぞ


後日談 2004/08/28

Cubase SX2の変換も試してみた
結果:SX1と変わらないみたい。

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